GPX750Rのレビュー・インプレ口コミ件数13件
- 更新日:
- 2023年11月15日
- GPX750R/カワサキ
- 1986年式
ぷたろさん
- 所有中
- 総合評価
走り | 5 | 積載性 | 4 |
---|---|---|---|
ルックス | 4 | とりまわし | 5 |
燃費 | 3 | メンテナンス性 | 4 |
長所
設計時期と排気量の割に軽量コンパクトで400cc並の扱いやすいサイズの車体に80年代後半バイクブーム中のエンジンらしく逆サバ馬力規制のパワフルなエンジンで速く1クラスの上のバイクにも付いていける動力性能とカワサキらしく無い優等生的な乗りやすいハンドリングとツーリング向けの楽なポジションと見た目より優れてるウインドプロテクションで高速一気走りが楽。
750(ナナハン)という排気量。
21リットルとタンクが大きいので、それほど良く無い燃費だけど、高速なら300kmはノンストップで走れる。ツアラー寄りの車体でロングシートなので荷物も積みやすいしタンデムもしやすい。
短所
部品が無いので他社車や汎用の部品を加工含めてうまく使って修理する必要があるので、バイク屋にはまず断られるため、相応の整備技術が必要。
電気系はスペアパーツを中古実働車外しの物で良いので備えておく必要あり。
持病でオルタベルトの張り調整をサボるとすぐにオルタベルト切れて走行不能になる。但し、今でもオルタベルトは供給されているので、張り調整工具と交換に必要な8mmロングHexと8mmソケットと数本のスペアベルトとトルクレンチ(13N/mを測れるもの)さえトップケースの中に常備しておけばそれほど怖く無い。ベルト交換自体は簡単。
オルタベルトメンテ以外は壊れやすい場所は少なく、どちらかと言うと頑丈な部類。
カムがかじりやすいらしいがアイドリングで数十分放置とかしなければ問題なし。
日本では不人気だったのでGPZ750Rと間違えられる。
高回転型の750cc4気筒のキャブ車の割には良いがガソリン代高騰の現代には厳しい燃費。
(都内街乗り12~13km/l、郊外街乗り14~15km/l、高速120km/h巡航:16~17km/l、高速80~100km/h巡航17~18km/l、下道ノンストップで峠や田舎道18~19km/l)と20km/lは超えた事無い。
見た目がフロント16インチと小さい事と後ろから見ると細く張りが無いので大型バイクの貫禄は無く、高速で煽られやすい。(特にミニバン系)
同様に流れに乗って街乗りや高速を流してると四輪に幅寄せされたりしやすい。
(この手の連中はアクセル一開けしてやれば大体大人しくなる)
今時の250パラ2あたりのイキリキッズにも弱々しい見た目のせいで舐められる(が四輪と違ってアクセル一開けで戦意喪失してくれないからめんどくさい)
現代のバイクの様にフロントで乗るとフロントからズザーと行くのでリアステアリング中心の俗に言う16インチ乗りを要求してくる。16インチ乗り出来れば今時バイクともそこそこ戦える。
※個人的には同じくF16インチのTZR50RとF21インチのDJEBEL250XCでバイクの乗り方を学んだので、16インチ乗りが身体に染みついてる事もありあまり違和感なく乗れるが、17インチに慣れてると怖いとの事。
購入動機
子育ても多少落ち着き、街乗り/通勤用のピンクナンバースクーター以外に、高速も乗れるMTバイクでも探そうかなと思っていた所で、勤め先の人が小さなバイクに乗り換えるとの事で、体力的な事もあり車検切れ後3年放置、屋内保管、不動の車体を起こして乗ってくれるなら、とタダで引き取った。
アドバイス
バイク屋では面倒は基本的に見てもらえないので、自分で全て面倒を見る必要がありますが、それが苦では無ければ今時バイクに負けない速くて乗りやすいくて楽しい良いバイクです。
部品も専用部品は軒並み廃盤なので工夫が必要です。
- 更新日:
- 2023年08月26日
- GPX750R/KAWASAKI
- 1986年式
ゆうさん
- 所有中
- 総合評価
走り | 5 | 積載性 | 3 |
---|---|---|---|
ルックス | 4 | とりまわし | 5 |
燃費 | 3 | メンテナンス性 | 4 |
長所
気持ちよく走れるちょうど良さ。構造がシンプルなので、純正オリジナルにこだわらなければなんとか修理ができることが多い。
短所
純正部品が出なくなった。社外部品も少ない。案外燃費が悪い(セッティングと走り方の影響が大きいと考えられますが)。
購入動機
YAMAHA FZ750
アドバイス
部品流用等ある程度自分でいじる覚悟がないと、お店では通常作業範囲で引き受けてもらえないことも必要になってくるかもしれません。
- 更新日:
- 2021年12月13日
- GPX750R/KAWASAKI
- 1986年式
koepyさん
- 所有中
- 総合評価
走り | 4 | 積載性 | 3 |
---|---|---|---|
ルックス | 4 | とりまわし | 4 |
燃費 | 3 | メンテナンス性 | 2 |
長所
不人気者ですが、決してカワサキが場つなぎ的に作った車両ではなく、コンセプト・設計品質は優れています。
750cc専用の設計は、日本国内では最適なとりまわし、加速、航続距離、高速性能かと思います。
見た目も、若干フロントヘビーな感じがしますが、GPZからの流れをくむある意味進化の行き止まりかと思います。
塗装も綺麗でシールの上からさらにクリアー塗装がされており、今でも光沢を残しています。
短所
F1レーサレプリカのブームもあり、F1対応も念頭に置いたところが、設計思想のアンマッチを生じており、このへんが整備性、部品の供給に支障を招いています。先行機GPZと後継機のZXR750との部品共通性が少なく、単一モデルなので、部品が全く入手できません。
整備性が悪くて、キャブレターを外すためにはエンジンをずらす必要があります。
ZXRとは全く別のツアラーモデルとして、その後も併売・開発をして欲しかったです。
購入動機
不人気者で相場が安いのですが、この機体の開発コンセプトはとても共感しています。
アドバイス
面倒見がいい、中古車販売店での入手か、エンジン載せ替えレベルの整備ができる人の購入をお勧めします。純正部品はほとんどまともに出てませんが、汎用のオイルシール、ベアリングなどの品番を割り出して、交換が必要で、カワサキプラザとかでの整備は断られます。「純正部品は欠品だったけど、アマゾンの同じ機能の部品を加工して交換しておいたよ。」と言ってくれるようなバイク屋でないと対応できません。
ただ、一度乗っていただくと、開発コンセプトの正しさはとても実感できると思います。造りがいいバイクを一度ご体験くださいませ。
- 更新日:
- 2021年08月08日
- GPX750R/KAWASAKI
- 1986年式
show1pftzrさん
- 所有中
- 総合評価
走り | 4 | 積載性 | 3 |
---|---|---|---|
ルックス | 4 | とりまわし | 4 |
燃費 | 3 | メンテナンス性 | 3 |
長所
希少。
軽くて速い。マフラーはZXR750用ノーマルに不明のサイレンサー。良い音。
ケツも痛くならない。
人気がないからパーツ安い。
短所
街乗りで使う6速60キロ付近、2000から3000回転でトルクの谷がある。だからそこを使わないようにすると下道ではスピードオーバーになっちゃう。
燃費はCBX650より悪い。
夏はラジエターからの熱気が暑い。
購入動機
CBX650で長距離ツーリングを楽しんでいたが、このCBXには長距離高速ツーリングに不向きな点がいくつかあった。
燃料タンクが小さく、航続距離が短い。高速走ると更に燃費が悪く、更に短くなる。
高速ではトルク不足だし、カウルがなくて、高速での移動は不利。
なので、計量コンパクトでパワフルといわれるGPX750Rを狙っていた。
実はCBXを手に入れる前から狙ってはいたのだが機会がなかったのでした。
今回、何とか入手。しかし走行距離6万キロ超えのポンコツ。
一年かけて復活させました。
エンジンは載せ替え。穴あきタンク穴埋め等。
アドバイス
新品部品は出ないし維持は大変です。
自分でいじれないと無理。
復活までの作業は、
キャブオーバーホール
分解清掃、フロートバルブ交換
フロントフォークオイルシール交換
フロントタイヤ交換(ピレリ スポーツデーモン 110/90-16)
リヤブレーキマスターシリンダー交換(いくらやってもエアが抜けなかった。。)
チェーン交換
ドライブスプロケット交換
スターター中古品交換
オルタネーターベルト交換
エンジン中古載せ替え(元のエンジンは始動したけどスターター廻してるときに時々ロック。そのうち完全にロックしてしまった。)
スパークプラグ新品交換
クラッチ板貼り付きはがし。
必然的にクラッチカバーガスケット交換
スプロケットカバー中古交換→レリーズシリンダ固定部が破損
エンジンかけたら未交換のラジエターから漏れが。
当然純正は廃盤。
汎用のホースで修理。
リヤタイヤ交換