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ヤングマシン連動企画MT-09試乗レビュー テスター丸山浩

Vol.43 ヤングマシン連動企画MT-09試乗レビュー テスター丸山浩 YAMAHA MT-09 : 特集 Vol.43 - ウェビック バイク選び

丸山浩が試乗レビュー

丸山浩

今年の6月から月刊バイク雑誌「ヤングマシン」とのコラボでウェビックユーザーが注目するバイクのアンケートを実施しています。

ヤングマシン誌ではアンケート結果をもとに毎月1台のバイクを選び、ヤングマシン誌メインテスターである丸山浩さんによる試乗記事を掲載します。第1回のアンケートで最も票を獲得したのは今年売れに売れまくっているヤマハMT-09でした。

では早速、第1回の「ウェビックユーザーの注目のバイク」となったMT-09を詳しく見てみましょう。

弟が出ても、その輝きは衰えず!

全国に30万人の会員を持つバイク用品通販サイト「ウェビック」とヤングマシンがコラボ!「もっとも注目しているバイク」をアンケート調査し、インプレしてしまうこの企画。第一回の今回は、納車が追いつかないほどの大人気車・ヤマハMT-09が登場だ!

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850㏄車としては、軽量な188㎏(ABS車は+3㎏)という装備重量、ロードスポーツでは長めと言えるストローク量の前後サスペンションなどで独自の世界観を追求。

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YZF-R1のクロスプレーンクランクシャフトが持つメリットを「コンセプト」として投入した新3気筒エンジン。乗り手の意思どおりに反応する出力特性を最重視している。

エンジンの内部から生まれる"軽さ"

MT-09はいわゆるヨーロピアンネイキッドにカテゴライズされるバイクだ。このジャンルには直列4気筒エンジンを積む、スーパースポーツをベースにしたバイクが多い。こうした、スーパースポーツからカウリングを取り払ったネイキッドは、本来なら軽い乗り味が楽しめそうなものだが、実際に乗ってみると意外と重く感じてしまうことがある。それは、スーパースポーツ譲りの最高出力と引き換えに、エンジン内部の回転物体の重さが目立ってしまうからだ。

MT-09は3気筒エンジンを選択することでこの回転マスを軽くして、「車体そのものも軽いけれど、エンジンフィールも軽い」のが特徴となっている。それだけにヨーロピアンネイキッドの中でもMT-09の軽さは際立っている。この軽さは、高速道路を走るとやや安定性に乏しいと感じてしまうかもしれない。あまりにもツキがよすぎるエンジンキャラクターともあいまって、加減速に対して軽い車体が敏感に動いてしまうからだ。

しかし逆に言えば、高速道路でビュンビュン飛ばしたいという向きには、その中で加減速の面白さを存分に楽しむことができる。さらにワインディングでは、自由度のある車体に対して瞬発力のあるエンジンという組み合わせが楽しい。特に、低い速度からであれば瞬発力はスーパースポーツにも負けることはない。というのもスーパースポーツの場合、気持ちいいパワーを得るためには回転が上がってくるまで待たなければならない。しかし、それでは速度が出すぎてしまい、結局そのオイシイところを使えない。その点、MT-09であればスロットルを開けた瞬間からパワーが出るため、低い速度からエンジンの気持ちよさを味わえる。

ライディングポジションは、ゆったり乗りたいというライダーは、やや面食らうことがあるかもしれない。足着きがよくてアップハンドル、スリムで軽いのはいいのだが、シートが細く前下がりで、ニーグリップがしにくくどこかおさまりが悪い。このポジションは、そう、スーパーモタードのモデルに近いといえる。これにはハンドルポジションも関係している。幅が広く真っ直ぐなので、常に戦闘態勢を強いられている気分なのだ。

さて、よく〝ジャジャ馬〟のように評されるMT-09の調教の仕方だが、のんびりと走るのであれば、Bモードを選んで低い回転域を使うのがオススメ。Vツインのようにいきなりガンと出ることはなく、ドリューンと穏やかに力が出てくるから扱いやすい。そしてパワーが欲しい時には、スロットルを開けさえすれば、直4よりも低い回転からモリモリとパワーが出てくるから、ストリートでも十分楽しめる。街乗り、ワインディング、高速を問わず、この右手の操作ひとつで加減速の面白さを引き出せるのが、MT-09最大の魅力なのである。

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上体の起きたモタード的なライポジだが、足着き性は良好。幅の広いハンドルバーは微細な操作にも反応する。車体のマスが前方に集中したような外観デザインは、ネイキッドとモタードの融合をねらったもの。前後長の短い燃料タンクやフラットなシートもその一環だ。

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回転数をバーグラフ表示するフル液晶メーターには、速度や距離関係のほか、平均燃費や外気温、ギヤポジション、エンジンのモード切り替え表示などが示される。環境に優しい走行状態を示すエコインジケーターも装備。

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アルミ製テーパーハンドルはヤマハスポーツ初採用。右側に寄った異型メーターは、前方視界を遮らない意向を形にしたもの

ウェビックユーザーが注目するバイクBEST10

6月24日から1週間、ウェビック会員に「いちばん注目しているバイク」を質問、回答をくれた1019人のベスト10。今後も毎月、YM最新号発売(24日)と同時に1週間、アンケートを続けていくのでご協力を!

1位 YAMAHA MT-09 7位 SUZUKI ハヤブサ
2位 YAMAHA YZF-R25 8位 KTM 1290スーパーデューク
3位 HONDA CBR1000RR 8位 SUZUKI V-ストローム 1000ABS
3位 HONDA VFR800F 10位 KAWASAKI Ninja1000
5位 KAWASAKI Ninja ZX-14R 10位 KAWASAKI Ninja ZX-10R
6位 KAWASAKI Z1000    

ヤマハ MT-09の価格情報

ヤマハ MT-09

ヤマハ MT-09

新車  249

価格種別

中古車  102

本体

価格帯 84.1~113.3 万円

95.5 万円

諸費用

価格帯 7.2~7.57 万円

8.51 万円

本体価格

諸費用

本体

64.04 万円

価格帯 43.99~98.8 万円

諸費用

6.64 万円

価格帯 ―万円


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価格帯 91.3~120.87 万円

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