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【CB1300 SUPER FOUR SP (2019) 試乗インプレ】高いと思う?それともお値段以上?気になる「SP」に乗ってみました

【ホンダ CB1300SF SP】
ディテール&試乗インプレッション

ホンダの旗艦ともいえるビッグネイキッドCB1300が、ついにSP仕様で登場!
サスペンションには前後オーリンズ、フロントブレーキにはブレンボモノブロックキャリパーを装着したことで、タダでさえ迫力のある車体なのに、さらに存在感が増しています。

CBシリーズの頂点に相応しい、操る歓びと品格を兼ね備えた1台をインプレしていきます!

【目次】

1.外観
2.シート高と足つき
3.灯火類
4.メーター
5.ハンドル
6.足回り
7.エンジンとマフラー
8.タンク
9.シート
10.価格
11.まとめ
12.スペック

迫力満点の外観とは裏腹の運動性能

1300ccの直列4気筒エンジンを搭載しているだけあり、押し引きではさすがに重さを感じました。
それでも走り出すと不思議なくらい車体が軽く感じ、ハンドリングも素直で、「まるで400cc!?」と思うほど倒し込みも軽快でした!

【全長/全幅/全高】

2,200mm/795mm/1,135mm

【車両重量】

268kg

シート高の数値以上に足つきは厳しめ

【シート高】

790mm

【足つき】

シート高は790mmと、数値上ではそこまで高くありません。
ただ、タンクやシートの幅が広いので、思ったよりも足つきはよくないです。
身長173cmの私がシートの一番前に座って踵が少し浮くくらいでしたが、161cmのスタッフでは、両足つま先立ちでやっとの状態でした。

ちなみに、通常のCB1300のシート高は780mmとなりますが、SPでは専用のオーリンズサスペンションにより車高が上がっています。

▲シート高:790mm(スタッフ身長173cm)
▲シート高:790mm(スタッフ身長161cm)

全てLEDになった灯火類

灯火類はウィンカーも含めて全てLEDを採用。
2017年モデルまでは、ヘッドライト・ウィンカーにハロゲンを採用していましたが、LEDになったことでシャープな印象になりました。
CBシリーズ伝統の、丸目二眼をモチーフにしたLEDテールランプは健在です。

【ヘッドライト】

▲ロービーム
▲ハイビーム

【テールライト】

▲ブレーキ握ってない
▲ブレーキ握りました

二眼アナログメーターと情報の多い液晶パネル

メーターには伝統的な二眼アナログメーターを採用。
メーター中央には時計、シフトインジケーター、燃料計と、切り替え式でODO、トリップ、燃費、外気温、水温計を表示する液晶パネルを装備。
標準装備のグリップヒーターも、スイッチを入れると液晶パネルに表示されます。

▲メーター中央にはシフトインジケーターを搭載
▲グリップヒーターの温度が5段階で表示される

グリップヒーター標準装備のハンドル

スイッチはホンダのオーソドックスなタイプになりますが、左グリップには一体型グリップヒーターのスイッチがあります。
グリップヒーターはスイッチを押すごとに5段階で温度調節が可能です。

今回の試乗は真冬の1月に行いましたが、グリップヒーターのありがたみを再確認することになりました(笑)

これぞ正しく「SP」 豪華な足回り

【ブレーキ】

ついつい目がいってしまうフロントブレーキには、ブレンボ製ラジアルマウント4ポッドピストンキャリパーを標準装備。
ディスクローターはSTDと同じくφ310mmとなりますが、マスターシリンダー径やブレーキホースはSP専用に変更されています。
制動力はもちろん文句なしですが、それ以上に非常にコントローラブルで扱いやすいのが印象的でした。
ガツンと効きすぎないので、ストップ&ゴーの多い街中でもストレスになりませんね。

リアブレーキはφ256mmの小径シングルディスクとシングルピストンキャリパーを装備。ABSも標準装備となります。

【サスペンション】

ブレンボと共に圧倒的な存在感を放つのが、前後に装備されたオーリンズ製サスペンション。
フロントサスペンションには、SP専用設計のインナーチューブ径φ43mmオーリンズ製正立フォークを装備しています。
フォークはフルアジャスタブル式で、右に伸側、左に圧側アジャスターを搭載しています。左右それぞれ20段階の減衰調整とプリロードの調整が可能。

リアサスペンションには、同じくオーリンズ製のリアサスペンションを装備。
φ49mmの大容量リザーバータンクと20段調整式ワイドレンジ・コンプレッションアジャスターにより、フロントと共に細やかなセッティングが可能です。
サスペンションは従来のCB1300用オーリンズサスペンションとは異なり、SP用の完全専用設計となります。

▲ゴールドのインナー・アウターチューブに目を奪われます
▲フォークトップ中央で減衰、外側でプリロード調節が可能

▲専用設計のリアサスペンションはSTDよりも8mm長くなっています

【ホイール】

今どきのホイールデザインらしい10本スポークホイールは、バネ下重量の低減にも寄与しています。
ちなみにSPのフロントホイールとインナーディスクは、ラジアルマウントキャリパーの装備に合わせて、CB1100RSと同じものが採用されています。

▲120/70ZR17M/C(58W)
▲180/55ZR17M/C(73W)

熟成を重ねたエンジンと迫力あるサウンドのマフラー

エンジン型式は引き続きSC54となりますが、これは2003年のモデルチェンジから熟成を重ねた結果、ほぼ完成されたエンジンと言っても過言ではないでしょう。
排ガス規制の対応や、6速ミッションの搭載により、熟成されたエンジンの最高出力は110㎰までアップ。排気効率やマップの見直しなど、吸排気系の改善により、低回転でも安定したトルクを発揮します。
何よりビッグネイキッドらしく1300ccの大きなエンジンは、見た目からもパワフルな走りを期待させますね!

さらに、小排気量でもお馴染みになりつつある、アシストスリッパークラッチにより、大排気量ながらクラッチレバーがすごく軽いです。
クラッチ操作による疲労の軽減だけでなく、シフトダウンによる急激なエンジンブレーキも軽減してくれるので、パワフルながらも扱いやすくなっています。

ノーマルマフラーは環境に配慮しつつも、ビッグバイクらしい重低音を響かせてくれます。
ただ、小型化されているマフラーのデザインは好みが分かれそうですね。

ボリューム満点のビッグタンク

ボリューム満点の見かけどおり、タンク容量は21Lと大容量となっています。
それでも太もも周辺は、ニーグリップしやすいようにシャープなデザインになります。

タンク容量が大きいのは嬉しいのですが、思った以上に燃費が良くないのが少し気になりましたね。
※通勤メインの街乗り100kmほどの燃費は13km/Lでした。

座り心地だけでなく、ポジションも考えられたシート

シートはクッションも厚手で座り心地抜群です!
幅も広く、ポジションの自由度も高いので、荷重移動も楽々できました。
シート下には11Lほどの大容量スペースと、標準装備のETC、シガーソケットがありました。
ETCは2017年モデルも標準装備でしたが、ETC2.0にバージョンアップしています!

シート横にはヘルメットホルダーも新たに標準装備となり、日常生活ではまず困ることの無い装備の数々となりました。

▲座り心地抜群のシート
▲シート下には11Lの収納スペース
▲シートの裏側には車載工具と書類
▲シガーソケットが標準装備
▲標準装備の別体型ETCは2.0になりました
▲ETCのアンテナはヘッドライト上部に設置
▲あると重宝するヘルメットホルダーも標準装備
▲シートには「CB」の文字が

気になる新型CB1300のお値段は!?

メーカー希望小売価格(消費税8%込み)

CB1300 SUPER FOUR
1,483,920円(消費税抜き本体価格 1,374,000円)

CB1300 SUPER FOUR SP
1,851,120円(消費税抜き本体価格 1,714,000円)

CB1300 SUPER BOL D'OR
1,591,920円(消費税抜き本体価格 1,474,000円)

CB1300 SUPER BOL D'OR SP
1,959,120円(消費税抜き本体価格 1,814,000円)

*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれない。

SPはSTDの34万円アップとなりますが、単純に前後オーリンズとブレンボキャリパーに交換しようとするともっとかかるので、金額以上にお得になっています。
それでもあまりお得に感じないのは、200万円の大台に目の前まで迫ってしまったからでしょうか・・・
カスタム前提でCB1300に乗ろうと思っている方には間違いなくオススメです!

まとめ

今回STDも含め、初めてCB1300に乗りましたが、一言で表すなら非常によくできたバイクでした。
扱いやすいエンジンは中低回転のトルクだけでなく、高回転までしっかり回すことでどこからでも加速していきます。
重量以上にひらひらと曲がる車体は、メーカーが掲げる「存分に乗りこなす醍醐味」を見事に体現しています。
欲を言うなら、せっかくのオーリンズをもう少しセッティングして走ってみたかったですね!

SPの圧倒的な存在感は一目瞭然なので、ぜひお店に行って実車を見てみてください!!
きっと乗ってみたくなること間違いなしですよ♪

これまでのCB1300にも興味がある方は、下のリンクも要チェックです!

CB1300SF:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
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ウェビックバイク選びおすすめのCB1300SF中古車一覧

スペック

CB1300 主要諸元 【】内はSP仕様

車種名 CB1300 SUPER FOUR CB1300 SUPER BOL D'OR
車名・型式 ホンダ・2BL-SC54
全長(mm) 2,200
全幅(mm) 795 825
全高(mm) 1,125【1,135】 1,205【1,215】
軸距(mm) 1,520
最低地上高(mm) 125
シート高(mm) 780【790】
車両重量(kg) 268 274
乗車定員(人) 2
燃料消費率*1
(km/L)
国土交通省届出値:
定地燃費値*2
(km/h)
26.8(60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値
(クラス)*3
16.8(クラス 3-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.7
エンジン型式 SC54E
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
総排気量(cm³) 1,284
内径×行程(mm) 78.0×67.2
圧縮比 9.6
最高出力(kW[PS]/rpm) 81[110]/7,250
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 118[12.0]/5,500
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 21
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 3.083
2速 1.941
3速 1.478
4速 1.240
5速 1.074
6速 0.964
減速比(1次/2次) 1.652/2.222
キャスター角(度) 25゜00′
トレール量(mm) 99
タイヤ 120/70ZR17M/C(58W)
180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社

*1. 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる。
*2. 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率。
*3. WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類される。

撮影協力:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン

ホンダ CB1300スーパーフォアの価格情報

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アキヒト

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投稿者プロフィール

主に250ccなどの小排気量でレース参戦しています。
普段はサーキットしか走らず、公道走行についてはほぼ初心者…
だからこそ感じる車両のダイレクトな感想をお届けできればなと思います。

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