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【CB1100 EX (2019) 試乗インプレ】伝統の空冷直4をクラシックテイストで楽しめる1台

【ホンダ CB1100 EX】
ディテール&試乗インプレッション

ホンダの空冷四気筒モデルのフラッグシップとも言えるCB1100。
その派生として、足回りを強化した「RS」と、よりクラシックなスタイルに仕上げた「EX」の2タイプが設定されています。
今回はネオクラシック全盛期の中で、本物のクラシックスタイルを突き詰めた「EX」に焦点を当てました。
CB1100が気になっている方には必見の、試乗インプレをお届けします!

【目次】

1.外観
2.シート高と足つき
3.灯火類
4.メーター
5.ハンドル
6.足回り
7.エンジンとマフラー
8.タンク
9.シート
10.価格
11.まとめ
12.スペック

空冷エンジンが映えるクラシックスタイル

CB1100シリーズの中でもEXの最大の特徴は、前後18インチのスポークホイールでしょう。
そして、各部に取り付けられたメッキパーツが、金属の持つ素材感や高級感を表現しています。
これらが組み合わさったことで、最新モデルでありながら、どこか懐かしいクラシックスタイルを生み出しています。

【全長/全幅/全高】

2,200mm/830mm/1,130mm

【車両重量】

255kg

ベタ足ではないが、余裕のある足つき

【シート高】

780mm

【足つき】

シート高はそこまで高くはありませんが、エンジンとタンクのボリューム感によって、ベタ足とはいきませんでした。
それでも重心が低いこともあり、踵が浮いていても信号待ちで車体を支えるのに不安はありませんでした。

▲シート高:780mm(スタッフ身長173cm)
▲シート高:780mm(スタッフ身長161cm)

EXではヘッドライトとテールライトにLEDを装備

ヘッドライトにはLEDと共に、クロームメッキ処理が施されたヘッドライトカバーを装備。
テールランプにもLEDを採用し、夜間でも視認性は抜群です。
クロームメッキにより、各部の高級感が一段と増しています。

【ヘッドライト】

▲ロービーム
▲ハイビーム

【テールライト】

▲ブレーキ握ってない
▲ブレーキ握りました

機能も充実のアナログ二眼メーター

メーターはCBシリーズでお馴染みのアナログ二眼メーター。
スピードメーターとタコメーターの間には、時計、シフトインジケーター、燃料計と、切り替え式でODO、トリップ、逆算燃費計など、多くの情報を表示する液晶パネルを装備しています。液晶パネルには、グリップヒーターの温度設定が表示されます。

▲メーター中央にはシフトインジケーターを搭載
▲グリップヒーターの温度が5段階で表示される

あると嬉しいグリップヒーター

標準装備のグリップヒーターは、グリップとスイッチが一体型のコンパクトなデザインになります。
温度は5段階調節が可能ですが、あっという間にグリップが温まります!

EX仕様のしなやかな足回り

【ホイール】

前後18インチのホイールは、アルミ製リムと小径ハブを組み合わせた40本のステンレス製スポークホイールです。
前モデルから軽量化されたホイールは、軽くて安定したハンドリングに寄与しています。

▲110/80R18M/C 58V
▲140/70R18M/C 67V

【ブレーキ】

フロントブレーキは、φ296mmのフローティングディスクと、対向4ポッドキャリパーを装備。
リアブレーキにはφ256mmのシングルディスクとシングルポッドキャリパーを装備。
ABSも標準装備となり、ブレーキ性能は申し分ありません。

【サスペンション】

フロントフォークには、減衰調整が可能な、「ショーワ・デュアル・ベンディング・バルブ」を採用。
味付けとしては、しなやかで柔らかめだったフォークですが、好みに合わせて伸び側、縮み側のセッティングが可能です。
インナーチューブには、フォークブーツが付けられました。

リアサスペンションは、クロームメッキ処理が施された単筒タイプを採用。
プリロードアジャスターによる調整が可能です。

空冷四気筒のジェントルなサウンドと扱いやすいトルク

大排気量の空冷直列四気筒エンジンは低速トルクが物凄く扱いやすく、街乗りやツーリングなど日常領域では、2,000から3,000回転の間がすごく快適に走れます。
また、アクセルをしっかりと開けたときの高回転の伸びはもちろん、空冷らしい力強く逞しいサウンドが聞こえてくるのも、ライダーの気持ちを高ぶらせてくれますね!
アシストスリッパークラッチによる軽くなったクラッチ操作と、6速ミッションによる最適なギアの選択により、ロングツーリングも余裕でこなせます。

造形が美しいタンク

立体感のある独特なタンクは、溶接フランジを無くした「フランジレスフューエルタンク」を採用しています。
フェンダーと統一されたタンクの塗装は、高級感ある輝きとストライプにより上質なイメージを演出しています。
何より「HONDA」立体エンブレムが、タンクそのものの存在感を際立たせていますね!

レトロと高級感が溢れるシート

タックロール調のシートは、座り心地を追求したクッション厚だけでなく、シルバーのパイピングを入れることで上質感を増しています。
シート下のスペースはあまりありませんが、別体型のETC2.0を標準装備。
シート横には荷掛けフックとヘルメットホルダーなど、あると重宝するアイテムも装備されています。

気になる価格は!?

メーカー希望小売価格(消費税8%込み)

・CB1100 EX
1,338,120円(消費税抜本体価格 1,239,000円)

・CB1100 RS
1,378,080円(消費税抜本体価格 1,276,000円)

・CB1100
1,231,200円(消費税抜本体価格 1,140,000円)

*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていない。

EXの価格はSTDから約10万増しというところですが、RSはEXよりもさらに高くなっています。
同じビッグネイキッドのCB1300と比べると、価格は抑えられているように感じますね。

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ウェビックバイク選びおすすめのCB1100EX中古車一覧

まとめ

CB1100EXに乗って最初に感じたのは「乗っていて余裕を感じる」でした。
大排気量によってパワーにも余裕があるのはもちろんですが、低速、低回転でも空冷エンジンのフィーリングを楽しむことができるので、肩肘張らず気持ちにも余裕を持って走れました。
スピードや、激しく攻めたライディングではなく、ただひたすら街やワインディングを流したいという人には間違いなくオススメです。
高級感溢れるクラシックスタイルと相まって、ライダーを紳士に変えてしまう「ジェントルマン」な1台です。

スペック

CB1100 主要諸元 ※比較として「STD」「RS」も記載しています

通称名 CB1100EX CB1100RS CB1100
車名・型式 ホンダ・2BL-SC65
全長(mm) 2,200 2,180 2,190
全幅(mm) 830 800 835
全高(mm) 1,130 1,100 1,130
軸距(mm) 1,490 1,485 1,490
最低地上高(mm) 135 130 135
シート高(mm) 780 785 785
車両重量(kg) 255 252 256
乗車定員(人) 2
燃料消費率*2(km/L) 国土交通省届出値:
定地燃費値*3
(km/h)
31.3 (60)〈2名乗車時〉 31.1 (60)〈2名乗車時〉 31.3 (60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値(クラス)*4 18.9(クラス 3-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.7
エンジン型式 SC65E
エンジン種類 空冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量(cm³) 1,140
内径×行程(mm) 73.5 × 67.2
圧縮比 9.5
最高出力(kW[PS]/rpm) 66[90]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 91[9.3]/5,500
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 16 17
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 3.083
2速 1.941
3速 1.478
4速 1.240
5速 1.074
6速 0.964
減速比(1次/2次) 1.652/2.222
キャスター角(度) 27゜ 00′ 26゜ 00′ 27゜ 00′
トレール量(mm) 114 99 114
タイヤ 110/80R18M/C 58V 120/70ZR17M/C(58W) 110/80R18M/C 58V
140/70R18M/C 67V 180/55ZR17M/C(73W) 140/70R18M/C 67V
ブレーキ形式 油圧式ダブルディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元)
■製造事業者/本田技研工業株式会社

※2 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。ユーザーの使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なる。
※3 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率。
※4 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類される。

撮影協力:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン

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投稿者プロフィール

主に250ccなどの小排気量でレース参戦しています。
普段はサーキットしか走らず、公道走行についてはほぼ初心者…
だからこそ感じる車両のダイレクトな感想をお届けできればなと思います。

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