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YZF-R25 がスタイリッシュに変身! 都会に映えるレトロでモダンな外装カスタムだ

アート作品と見まがうばかりのインパクト

「これ、昔のヤマハの市販レーサー・TZですか!?」
東京港区・西麻布にある隠れ家的なバイクアパレル専門店にひっそりと飾ってあったカスタム車を見て、思わず口から出た言葉がそれだった。

丸みを帯びたロケットカウルに角張ったロングタンク、シングルシートで構成されたスリムなシルエットを見て、かつてのTZをモチーフにしたアート作品と勘違いしてしまったのだ。でも、よく見るとエンジンは4ストだし灯火類やナンバーなど公道仕様になっている。しばらくして、それがYZF-R25がベースのカスタム車であることを理解した。それほどインパクトがあったのだ。

日本と米国の合作カスタムだった

実はこの車両、今回の仕掛け人でもある「ROARS ORIGINAL(ロアーズ・オリジナル)」が、米国・カリフォルニアで外装キットなどを手掛けるデザイン工房「GG Retrofitz(GGレトロフィッツ)」製の外装キットを使ってプロデュースした、YZF-R25ベースのレトロカスタムなのだ。全体のコンセプト作りはロアーズが行い、GGレトロフィッツの外装キットやその他のパーツのアッセンブリーは東京・東久留米市のバイクショップ「ナインゲート」に依頼している。

大人のライダーが満足できるカスタムを

簡単にマシンを紹介しておくと、従来型R25をベースに外装類をGGレトロフィッツ製に交換。外装キットはアッパーカウルとサイドカウル左右、アンダーカウル、シートカウル、その他に取り付けステー類などから構成されている。ちなみに現在のところ従来型R25用のみということだ。この外装キットを取り付けるためには、これ以外にセパレートハンドルとそれにフィットするミラー、フェンダーレスキットなどが必要ということで、今回は別のアフターパーツメーカーの製品を使っている。

また、「どうせやるなら本格的に、大人のライダーが満足できる仕上がりに!」というロアーズ代表の高橋さんの強い思い入れもあって、今回はあえてマフラーをワイズギア製「PRUNUS」スリップオンに、前後サスペンションをKYB製のフルアジャスタブルタイプへと変更。また、シートは本革性のオリジナルで、レザーの質感を存分に生かしながら座り心地とホールド感、足着き性を考慮したデザインに。マシンの“顔”にあたるヘッドライトにもこだわり、海外ブランドのLEDタイプを流用している。

そして、誰もが息を呑むアート作品のような美しいフィニッシュを見せてくれるのが、ロアーズが今回のためにオリジナルでデザインしたカラー&グラフィック。“割れたガラスの破片”をイメージしたもので、無機質なブラックの中に緊張感を走らせることで都会の雰囲気をスタイリッシュに表現している。

レトロブームを自分の色で表現したかった

▲ロアーズ・オリジナル代表 高橋氏

ロアーズ代表の高橋さんに今回のR25カスタムについて聞いた。

「昨年末にGGレトロフィッツが作った70年代ワークスマシン風のヤマハ・インターカラー(黄色に黒のストロボライン)の車両を展示していたのですが、それが好評で20代~上は60代ぐらいの幅広い層が興味を持ってくれました。昔からその時代を知っている人には懐かしく、若い人にはロケットカウル的な形が逆に新鮮に思えるようで……。本当は旧車が欲しくてもプレミアムが付いて高額で買えないし、故障のリスクを考えるとなかなか手が出ないようです。それはそのとおりだと思いますよ。だったら、走りの性能や信頼性は現代のマシンで、雰囲気やデザインは昔風のバイクがあってもいいんじゃないかと。そういう思いの人が増えて、今のネオクラシックブームがあると思いますが、どうせやるならウチの色を出していければと思ってこんな感じに(笑)。レトロなイメージをいい意味で裏切るものにしたかったんですよね」

高橋さんが意図したとおり、完成したカスタムモデルはレトロな形なのに醸し出す雰囲気はモダンに洗練されている。都会の景色が良く似合う、まさに大人のライダーのための趣味の一台といった感じだ。

試乗インプレッション byケニー佐川

スクリーン越しの景色が最高!目立ち度も抜群だ!

70年代のロードレーサーをモチーフにしたレトロ感覚の外観がスタイリッシュだ。ロアーズのデザインしたシックな色調とグラフィックが都会的な雰囲気を醸し出している。車体は従来型だがセパハンになりライポジが前傾に、ハンドル角度も絞られたことで俄然スポーティな感じに。ラウンド形状の大きなスクリーン越しの景色がレトロチックで、ホント昔のレーサーっぽい。本革製シートも質感が高く座り心地もソフトだが、Gパンだとやや傾斜がついているので滑りやすいかも。

FRP製の外装キットは取り付け精度もしっかりしていて高速巡航でもバタつきはなく、シートカウルも座ったときの剛性感がある。隙間などクリアランスも違和感なくベース車両を尊重して丁寧にフィッティングしている様子が伝わってくる。

シルエットがスリムになった分風を切っていく感じで、外装キットで軽量化されているためか左右への切り返しも軽く感じる。ワイズギア製のマフラーも回転上昇とともに高鳴るレーシーなサウンドが気持ちいい。

他にも前後サスはカヤバ製フルアジャスタブルでスムーズな作動性が印象的で、乗り心地も適度にコシがあって心地よい。LEDヘッドライトやセバハンとミラー、前後サスなどは社外品だが雰囲気に見合ったグレード感と走行性能のボトムアップという意味ではアリだし、十分その価値を体感できるはず。繁華街を流していても、目立ち度は高級外車以上だ!(笑)。

外装キットは従来型R25用ということだが、あえて中古車をベースにコツコツと自分オリジナルの1台を仕上げていく楽しみも広がると思う。

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GG RETROFITZ:レトロスタイリングフルカウルボディキット 商品ページ

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