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【Z900(2019)試乗インプレ】”Sugomi”スタイルと軽快な走りを楽しめるコスパ最高の一台

【カワサキ Z900】
ディテール&試乗インプレッション

「Z900」と聞くとZ900RSを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はその前から欧州などの海外では先にZ900が発売されていたのはご存知でしょうか?
Z900RSの開発ベースはこのZ900でもありますが、国内では正直目立ってはいなかった車両です。
そんなZ900を私(ウェビックスタッフ:リュウ)が購入しましたので、実際に乗ってみて感じたインプレをご紹介します。

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コンパクトながらも存在感のあるスタイリング

ネイキッドスタイルのZ900RSとは異なり、こちらはストリートファイター(スーパーネイキッド)な風貌。
跳ね上がったテール周りなどもSSのようなスタイルで非常に攻めている感じがあります。
Z900RSのベースとなっている車両ではありますが、コンセプトは大きく異なっていることがよくわかります。

車体は非常に軽量で取り回しがしやすく、あまり大型バイクに感じません。
車両によっては400ccクラスと並べても同排気量と間違われてもおかしくないくらいですね。

それでいてシート高も低くて足つきも良いので跨った際の安定性も抜群です。

【全長/全幅/全高】

2,065mm/825mm/1,065mm

【車両重量】

210kg

【シート高】

795mm

やや派手目のグラフィックの中にもしっかりとZのエンブレムが入っています。

灯火類はコスト重視な装備

灯火類に関してはテールライトがLEDな以外はすべて普通のバルブライトです。
テールライトの光り方に特徴があり、Zの文字のように点灯するこだわりっぷりです(でも自分では見れないのが残念)。

【ヘッドライト】

ヘッドライトはこう見えて2灯式です。
ロービームでは片側が点灯して、ハイビームに切り替えることで両側が点灯します。

▲ロービーム
▲ハイビーム

【テールライト】

テールライトはLEDが装備されています。
先述した通り、Zの文字を表示するようなパターンで点灯しており、なかなか格好いいです。

視認性良好なメーター

メーターはデジタルメーターを採用。
オド、トリップA/B、ギヤポジションインジケーター、燃料計、航続可能距離、平均/瞬間燃費、時計、エコノミカルライディングインジケーター(エコな走りができているか)の表示があります。
シンプルながらも視認性に優れ、様々な情報をひと目で確認することができます。

特別感はないシンプルなハンドル周り

ハンドル周りのスイッチボックスなどは特別な装備などはなく至って普通です。
そのため、「ボタンが多くてわけわからん!」ということにもならないので誰でもすぐに馴染むことができます。

パッシングスイッチも装備。
レバーはクラッチ側もブレーキ側も5段階に調整可能です。

無理なく座れるシートだが長時間は厳しいかも

シート自体は薄型ですが意外と座り心地は悪くありません。
足を無理に開くような姿勢にもならないので安定感があります。
街中~中距離ツーリングであれば特に問題なく座っていられるでしょう。
しかし、長時間座りっぱなしの状態だと痛くなってくるので、ツーリングの際はクッションなどを挟むと快適性は上がるかもしれません。

タンデムシートは非常に小さくて安定感に欠けるので、同乗者が居る際はマシンの操縦に気を使います。
私はこのサイズのタンデムシートには乗りたくないですね・・・(笑)
また、これだけのスペースしかないので、荷物を乗せる際は正直かなり不便です。
日帰りであれば小型のシートバッグで問題ないのですが、泊まりなどで荷物が多くなった際に25L程度のバッグを固定しようとするとかなり不安定です。
この辺りは別途キャリアを装着するか、バッチリ安定する固定の仕方を見つけるしかないですね。。。

ETC2.0を標準装備

タンデムシートを外すと、びっくりするくらい何も入らないスペースが現れます。
ETC2.0が標準装備なので車載器が入っていますが、それ以外には本当に何も入りません。交通安全お守りで限界でした。
でもETCが標準装備なのはありがたいですね!

クイックな走りを楽しめる足回り

Z900にはトラコンなどの装備はなく、ABSのみです。
ブレーキに関してもZ900RSのようなラジアルマウントでもありません。
しかし問題なくブレーキは効きますし今の所制動力には満足しています。
サーキット走行などを経て不満が出てくれば社外品への交換を検討しても良いかもしれません。

倒立フロントフォーク、リアサスペンションともに伸側減衰力とプリロードの調整が可能になっており、走行シーンに合わせて自分好みに設定を変えることができます。

【タイヤサイズ】

フロント:120/70ZR17M/C (58W)
リア:180/55ZR17M/C (73W)

軽快な走りを自然と連想してしまうサウンド

Z900RSのサウンドがかなり重厚感があったのですが、それよりかは軽さを感じるサウンドです。
音量的には程よく、スポーティな走りを連想してしまうサウンドは聞いていて心地よいです。

思わず回してしまいたくなるパワフルなエンジン

948cc並列4気筒のエンジンは扱いやすく乗っていて楽しいです。
まだまだ慣らし中ということもあり5000回転までしか使っていませんが、十分走ってくれます。
軽量な車体とパワフルなエンジンが合わさって、とにかくキビキビした走りがクセになりますね。
アシスト&スリッパークラッチのおかげでシフトチェンジも軽く、あらゆる操作が楽しく感じられます。

燃費は割と良い!

燃費は思った以上に良く、街乗りメインでも17km/L程度で走ってくれます。
高速道路を使うと、更に向上して23km/Lくらいにはなります。
もしかしたらこれくらいは当たり前かもしれませんが、20年以上前のバイクからの乗り換えなので燃費については非常に優秀に感じます(笑)

その他便利な装備

その他にもカワサキ伝統の荷掛けフックはもちろん、ヘルメットロックも標準装備。
ですが、荷掛けフックはフェンダーレスにしたら使えなくなりました。どうにかできないか模索中です。。

▲荷掛けフック
▲ヘルメットロック

なんといっても価格が安い!

最近のビッグバイクはそれなりの値段になる車両が多く、最新のSSだと200万円を超えるのが普通になってきています。
そんな中でこのZ900は100万円を切るのだからお財布にも優しい。
Z900RSと比べても約40万円ほど安いので、その分カスタムなどに予算を回すことができますね。
紹介した通り高性能な装備などは一切ありませんが、走る楽しさを満足に与えてくれてこの値段なので、非常にコスパが高いと思います。

メーカー希望小売価格(税込)※2019年9月時点

950,400円

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Z900で走行してみての印象

まず驚いたのは、取り回した時以上に軽く感じることでした。
その前に乗っていたのが同じカワサキ900ccの「ZX-9R」だったのですが、それよりもかなり軽く感じました。
タイトなコーナリングでの切り返しもスパッと決まるのでとにかく楽しい。
948ccなりのパワーもありますが扱いにくさは全く感じられず、自分の思い通りの操作ができている気持ちになれます。
納車直後に高速道路に乗りましたが、慣らし中の5,000回転以下でも流れに乗ることは余裕でした。

ただし、低速トルク自体が図太いわけではありませんので、人によってはシフトアップの忙しさが大型っぽく感じられずに合わないかもしれません。
私は事前にバイクショップのスタッフさんからその特性について聞いていたのでイメージ通りでした。

どっしり構えて走るバイクよりも、自分でこまめにシフトチェンジしながら走り回るのが好きな人には合っていると思います。

まとめ

ほぼ自分のバイク紹介になってしまいましたが、Z900の魅力は伝わったでしょうか?
いい意味で大型バイクらしくないと感じるZ900は、大型バイクに乗り慣れた方はもちろん、初めての大型バイクとしてもオススメしたい1台です。
最初に述べたように国内ではあまり目立っていない影響でカスタムパーツは少ないですが、その辺は今後に期待ですね。パーツメーカー各社様、よろしくお願いします(笑)
全国のカワサキプラザをはじめ、在庫しているショップは多々ありますので、気になった方は是非愛車候補に入れてみてください♪

カワサキ Z900 (2017-)の価格情報

カワサキ Z900 (2017-)

カワサキ Z900 (2017-)

新車  13

価格種別

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リュウ

リュウ

投稿者プロフィール

【身長】
180cm
【バイクの所有歴】
バリオス2→ZX-9R(1998)→スーパーカブ110(2014)→Z900(2019)
好きなバイクは90年代に多い。
【主なバイクの楽しみ方】
ツーリング行ったりサーキットに行ったり。通勤も楽しんじゃう♪
見るのも好き。もう全部好きなんだ。
【免許、ライセンス】
普通自動車、大型自動二輪、英検準2級、漢検3級、グミ愛好家
【特技】
枕に頭をつけてから寝るまでめっちゃ早い

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