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【CBF190R 試乗インプレ】CBF190Rは税込35万9000円でどこまでスポーツできるのか!?

▲photo by Atsushi Sekino

【ホンダ CBF190R】
ディテール&試乗インプレッション

国産車から外国車、中古車を扱うSOXが、中国の新大洲(シンタイシュウ)ホンダが作るCBF190Rの輸入販売を開始した。184ccのOHCエンジンではあるものの、なんと足回りには倒立フォーク&ラジアルタイヤを装備。税込35万9000円という低価格ながら、いったいどこまで攻められるのか? 元初心者向けオートバイ雑誌編集長の谷田貝 洋暁が試乗レポート。

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1.ストリートファイターなスタイリング

【全長/全幅/全高】2,029mm/739mm/1,041mm
【車両重量】142kg
【軸間距離】1,356mm
【最低地上高】150mm

スラントデザインのヘッドライトにセパレートハンドルなど、ストリートファイタースタイルを採用。タンク部分の盛り上がりとシートの着座部の絞り込みでボリューム感を強調。フロントフォーク、ブレーキ、エンジンカバーなど要所に使われたゴールドパーツがスポーティ。シリーズにはソリッドカラーを採用し、1万円安の“STD”。ツートーンカラーで同額の“SPORTY”。今回紹介する“SPORTY HRC”の3バリエーションがある。

【販売価格】

STD:ブラック、ホワイト:349,000円(税込)
SPORTY:レッド×ブラック、ブラック×シルバー:359,000円(税込)
SPORTY HRC:トリコロール:359,000円(税込)

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2.セパハンだが意外にラクチンなポジション

【シート高】769mm

身長172cm・75㎏の筆者だが、踵までべったりと着き、膝にも余裕があるくらいの足つき性。上半身はやや前傾になるもののきつくはなく、通勤通学からツーリングまでいろいろな用途に使いやすいだろう。

3.ラジアルタイヤでグイグイ走る -実走インプレッション-

ラジアルタイヤで攻めるのも楽しい!!

ひと昔前まで、有名メーカーでもこの手の海外生産モノのバイクに乗ると、“うーん、イマイチ!”なんて言いたくなったものだけど、最近はかなりレベルが上がってきている。以前は、形だけで、“ビジネス車”なのか“スポーツ車”なのかの線引きを、作っている側もわかっていないようなチグハグ仕様のマシンが多かったのだが、このCBF190Rに乗ってみると、しっかりスポーツバイクとして作り込まれていることに驚く。

まずこの排気量帯のマシンでいちばん気になる高速走行を試してみた。一般的なスポーツバイクが6速なのに対し、このマシンのギヤは5速。“きっと最高速の頭打ちも早いんだろうな?”なんてうがった視点のまま走り出したのだが、最高速も車体の安定感に関しても不足なところは特別ない。確かに最高速も120km/hそこそこだし、追い越し加速もいいわけではないのだが、高速道路を使ってどこかへ行くという意味では全く問題ないのだ。わかりやすい指標をだせば、高速道路を走るときは軽自動車と同等レベルの走りは普通に可能。車体に関しても、追い越し、車線変更などなど、高速を移動するうえで特別不安に思うようなところはないから、安心して乗っていられる。
高速走行にて気になることを挙げるとすれば空冷エンジンであることくらい。今回のインプレッションではそこまで長時間の走行を試してはいないが、この手の排気量が小さめの空冷エンジンは高速道路での常用回転域が高くなりがち。夏場の高速長時間走行が苦手と相場が決まっている。ので、1時間に一度くらいは様子をみながら休ませてやるくらいの気遣いがほしいところ。それさえ気をつければなんの問題もなく高速道路メインの長距離ツーリングにだって出かけられるだろう。

つぎはお待ちかねのワインディングセクションである。なんせ標準装備のタイヤが剛性が高く、ハイレンジなスポーツ走行に対応するラジアルタイヤ。同じCBF190シリーズの“TR”が低価格&乗り心地重視のバイアスタイヤを採用するのに、“R”はラジアルタイヤなのだ。

きちっとキャラクターに合わせて作り分けているということね? ならば試してやろうじゃないの!とタイトなコーナーでがっつりハングオンしてみたのだが、これが予想外に面白い。排気量は184ccだし決してエンジンパワーも潤沢なワケではないのだが、足回りが約36万円のマシンとは思えないほどしっかりしているので、コーナリングが楽しい。決して高級なサスペンションというワケではないのだが、フレーム&サスペンションの動きがとてもバランスよくまとまっている。それがラジアルタイヤのグリップ力と相まって、タイヤからのグリップインフォメーションが手に取るように感じられるのだ。つまり、どんだけタイヤが地面に踏ん張っているかが感じ取りやすいから、アクセルもワイドオープンできるし、ナーバスな場面でのブレーキコントロールもしやすい。要は攻めた走りがしやすいのだ。
バンクセンサーがカリッと音を立てだしたところでアクセルを緩めはしたが、場所が場所なら別に膝を擦れと言われたところで、ハイハイと二つ返事でできそうなキャラクターに仕上がっている。このCBF190R、スポーツしても十分楽しめる1台に仕上がっている。

4.ディティール メーター&灯火器

【表示項目】

スピード/エンジン回転数/燃料残量/時計/オドメーター/トリップメーター×2/ギヤポジション

ヘッドライト、テールランプ、ウインカーなどの灯火類は、全てタマ切れがなく長寿命のLEDを採用。メーターもフルデジタルで、必要にして十分な表示機能に加え、ギヤポジションインジケーターも装備。“今何速に入っているか?”も確認しやすい。

5.ディティール 走行性能

エンジン

【エンジン形式/排気量】空冷4ストローク OHC単気筒/184cc
【最高出力】12.4kW/8,000rpm
【最大トルク】16.3Nm/7,000rpm

184ccと高速道路も走れる排気量に設定。計算値で最高出力16ps/8,000rpm、トルク1.6kg-m/7,000rpm。ギヤは5速だし、ちょっと前まであったスズキのバンバン200と同じくらいの印象だ。

ハンドル

セパレートハンドルだがかなり高めに設定されており、ポジションに窮屈感はない。スポーツ走行してみるとがっしりとしており抑え込みも効く印象だ。

足まわり

【タイヤサイズ】フロント:110/70R-17/リヤ:140/70R-17
とにかく特徴的なのが足回りの豪華さ。フロントフォークはΦ36mm(実測)の倒立式で、リヤもモノショックを採用。そしてなんとタイヤはバイアスに比べ、剛性が高くスポーティなラジアルタイヤをチョイス。

ブレーキ

【フロント】ニッシン片押し2ポット/ペータルディスク
【リヤ】ニッシン片押し1ポット/ペータルディスク

1チャンネル式のABSを採用し、フロントブレーキは急ブレーキによる握り転けを防止。通勤通学などで雨天時にも常用するなら嬉しい機能だ。

スプロケット


スイングアームは鉄製の角パイプタイプだが、チェーンアジャスター部分が安く見えないように工夫されている。スプロケットは45丁でチェーンは428サイズのノンシールチェーンを採用している。

リヤサスペンション


サスペンションはモノショックだが取り付けはリンクレスタイプを採用。二人乗り時や荷物積載時のプリロード調整も可能。

シート


ライダー席が大きくえぐられた一体型のシート。タンデムシートは滑り止め加工が施され、カラーステッチがオシャレ。

マフラー


サイレンサーは三角形状でバンク角を稼ぐタイプのスポーティ仕様。歯切れの良いサウンドはうるさいことはない。

ステップ


同じCBF190シリーズでもTRとステップ周りは作り変えられており、“R”はプレートタイプ。ポジションはほぼ一緒だ。

6.ディティール ユーティリティ

燃料タンク

【燃料容量】12L
ガソリンは無鉛レギュラー指定で経済的。フューエルリッド(給油口)はヒンジ式で開口部も大きく給油がしやすい印象だ。12Lタンクのおかげで当然航続距離も長いだろう。

センタースタンド


ノンシールチェーンなので注油や調整を日常的に行うことになりそうだが、センタースタンドを標準装備で作業時に便利。

タンデムステップ


可倒式のタンデムステップは、ヒールホールド部が荷掛けフックポイントにも使える。ステーもボルトオンタイプ。

収納式荷掛けフック

折りたたみ式の荷掛けフックがシートの裏側に収納されていた。タンデムシートの真ん中と位置はちょっと使いづらそう。

車載工具


内容も作りも決して豪華なワケではないが、今時珍しくサスペンションのプリロード調整用レンチが付属している。

タンデムグリップ


シートのバンドの他、テールランプの前あたりにくぼみがあり、そこがタンデマーのグリップポイントになっている。

スイッチボックス

【右】スタータースイッチ/ヘッドライトON&OFF/キルスイッチ

【左】ヘッドライト切り替え&パッシング/ウインカー/ホーン

形状はいたって普通のスイッチボックスに見えるが、夜走ってみてびっくり! スイッチボックス内部にLEDが内蔵されており、夜間にスイッチが確認しやすくなっている。

まとめ

日常の足だけでなく峠も攻めたいライダーに

35万9,000円(トリコロール/ツートーン)というお求めやすい価格ながら高速道路を走ることもできて、しっかりワインディングも楽しめる。汎用性が高いため日常の足としてはもちろん、ツーリングにも行ってみたいエントリー層にオススメしたい。もちろんSOXのインポートバイクなので2年間保証も魅力的だ。

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谷田貝 洋暁

谷田貝 洋暁 フリーランスライター

投稿者プロフィール

1974年3月12日、千葉県八千代市生まれ。“旅のにおい”のする道具が好きでバイクに限らず、カヌー、山スキーなどでフラフラと出かけるのが趣味。それがこうじて山小屋アルバイトに、北海道の鮭バイ、沖縄での製糖工場など、しばらく“職業旅人”だったが、21世紀になったところで運良くバイク雑誌編集部に拾われ二輪業界へ。女性ライダー向けの『レディスバイク』 、ミドルクラス専門誌『Under400』、ビギナー向けの『タンデムスタイル』などの二輪雑誌の編集長を務めた後、2019年からフリーランスとして活動開始。誰にでもわかりやすい記事を書くことを信条に、二輪媒体に寄稿したバイクレビュー/試乗記事は約1000稿。ただし、ダート要素がちょっと多めだ。

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