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【バイクの基礎知識】バイクを購入したらやっておきたいこと(盗難対策編)

【文:ウェビックニュース編集長ケニー佐川】

バイク盗難に備えるために必要なことは!?

やっとの思いで手に入れた愛車。ある日乗ろうと思ったらあるべき場所から消えている…
そんな悲しい盗難被害から愛車を守るため、ライダーができることとは?
ウェビックニュース編集長のケニー佐川が、愛車の盗難対策について教えます。

バイクをなるべく目立たせない

盗難防止の基本はまず「目立たせないこと」です。まずはバイクカバーなどで隠して車種などを特定できないようにすること。保管場所も表通りからは見えにくく、窃盗犯の目につきにくい場所に置くべきです。可能であればガレージ保管が有効ですが、立地条件などを考えるとなかなか難しい場合も多いと思います。その場合は、組み立てタイプなどの簡易ガレージを活用したり、防犯設備の整ったレンタルガレージを活用する方法もあるでしょう。

ちなみに平成30年中の「オートバイ盗」の発生場所で最も多かったのが「住宅」の敷地内で61.8%を占めていて、次いで「駐車場・駐輪場」(18.2%)、「道路上」(16.1%)の順となっていて油断は禁物です。※「オートバイ盗」の防犯対策(警視庁)
出先で駐車する場合でも路上はやはり危険です。人通りが多い場所でもレッカー業者に扮した窃盗団が一瞬のうちにバイクを持ち去ったケースもあります。繁華街など不特定多数の人が多く集まる場所は、かえって盗みやすい場所でもあるようです。

盗むのに手間がかかる状況を作る

プロの窃盗団にかかれば盗めないバイクはないと言われますが、それでも盗みやすいバイクから狙われるのも事実です。窃盗団は盗むのに時間がかかることを嫌います。そこで、抑止効果を高めるには、盗むのに手間がかかる状況を作ることが有効になります。最近ではエンジンを始動できなくするイモビライザーや警告音を鳴らすアラームなどを装備したモデルも増えてきましたが、それで確実とは言えません。

盗難抑止のポイントは複数のロックを併用することです。ハンドルロックは当然のこととして、少なくとももうひとつバイク専用の頑丈なロックを用意すべきでしょう。「チェーンロック」や「U字ロック」などが代表的ですが、大事なのは鉄柱やコンクリートブロックなどの固定物に締結することです。そうすれば、ロックを破壊せずにバイクを持ち去ることはできず、少なくとも時間稼ぎができるからです。逆にいくら強固なロックをしていても、バイクごとクレーン車などで持ち去られる可能性もあるため、いわゆる「地球ロック」(地球とつながっていること)が必須になるわけです。

各メーカーから工夫を凝らしたロックがいろいろ出ていますが、一般的に強力なのは鋼鉄製のチェーンタイプです。クリッパーなどの切断機材では壊されない極太タイプがおすすめでしょう。また、防犯カメラや最近ではGPS装置を活用した防犯アイテムなども出ているので、物理的なロックと合わせて活用してみてはいかがでしょうか。。

SNSにうかつにアップするのも危ない

警察が発表したデータなどによると、ここ数年でバイク盗難は減少傾向にあるようです。それでも平成31年には全国で1万1千件以上(警察庁調べ)の被害が出ているそうで、とても安閑としていられる状況ではありません。
若年層が出来心でスクーターなどを盗んで乗り回す、というような例は昔からありましたが、最近のバイク盗難は組織的に行われているのが特徴です。高い値で転売できそうなバイクや人気の絶版車などを狙って、街を巡回しながら盗めそうなバイクを物色しているようです。また、中にはSNSやブログなどに掲載されている個人情報から、何処の誰がどんなバイクを持っているかを探っているとも言われます。

最期の手段は盗難保険に入ること

どんなに手を尽くしても盗難対策に絶対はありません。そこで、万が一のための方策も考えておきたいものです。たとえば、「グッドライダー・防犯登録」。
これは、二輪車の盗難防止と万が一の盗難時の早期発見を実現するためのシステムで、警察庁全国オンライン網で24時間いつでも瞬時に所有者確認が行えるため盗難の早期発見を可能にします。
また、金銭的な補償を求めたいなら盗難保険に入ることをおすすめします。保険料は取り扱い会社によっても異なり、だいたい年間で車両価格の1~3%程度はかかりますが、それで心の平和を得られるのであれば安いと言えるかもしれませんね。

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ケニー佐川

ケニー佐川 Webikeニュース編集長

投稿者プロフィール

早稲田大学教育学部卒業後、情報メディア企業グループ、マーケティング・コンサルタント会社などを経て独立。趣味で始めたロードレースを通じてモータージャーナルの世界へ。
雑誌編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。
株式会社モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。
日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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