【ガンナー50 試乗インプレ】見た目も走りも可愛い不思議なガンナーは初めてのバイクにピッタリ!

【フェニックスエンジニアリング ガンナー50】
ディテール&試乗インプレッション

SNSで投稿されるなり、一躍話題となったガンナー50。バズーカ砲を連想させる独特なスタイルがSNSで可愛いと話題に!
そんなガンナー50の生産元は、タイの新進気鋭「フェニックスエンジニアリング」。日本ではまだ実績が無いながらも、同じくタイのメーカー「GPX」を取り扱う「moto shop クロニクル(GPX千葉)」が関東地方の総代理店として取り扱うので期待も高まります。

そんなガンナー50に早速乗る機会がありましたので、各部の詳細と共にインプレをお届けします!

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可愛らしいスタイリングが目立つ!

【全長/全幅/全高】

1,670mm/690mm/1,270mm

【車両重量】

80kg

最大の特徴ともいえる独特なスタイルを生み出しているのが、各部と一体になっているフレームです。筒状のフレームの両端には灯火類が埋め込まれ、内部は燃料タンクとなっています。
昔ながらの4ミニ系のような、アソビゴコロのあるデザインが初心者やベテランライダー問わず話題となっています。
見た目が可愛らしく、いい意味でバイクっぽくなくてインテリアの一部としても人気が出そうな雰囲気です。
実際、「お店に飾っておきたい」という要望で問い合わせもあるそうですよ。
サイズも小さいので邪魔にならずに展示しておけそうです。

足つき・ポジション

【シート高】

802mm

【足つき】

▲シート高:802mm(スタッフ身長180cm)
▲シート高:802mm(スタッフ身長180cm)

カタログ値でこそシート高は800mmを超えていますが、車体自体がとても細いので跨ってみると数値以上に低く感じます。見た目の小ささとは裏腹に、身長の高い筆者が跨ってもハンドルに足が当たることなく(モンキー50に跨るとハンドルに足が当たります)自然なポジションで乗ることができました。
「他のバイクだとシートが広くて足つきが・・・」という方でも安心して跨ることができますよ!
あととにかく車体が小さくて軽いので何かあっても支えられる、踏ん張れるという気持ち的な余裕も生まれます。

試乗インプレ

というわけで実際にガンナー50に初試乗です!
一般公道と、川沿いの道でそれぞれ走ってみました。
なんとなく予想はしていましたが、走り始めた第一印象は「遅い!」でした。
そんなのは当たり前ですね。なんせ50ccの約3馬力。速く走れるわけがありません。

しかし、このガンナー50ですが、遅いのがとても楽しく心地よいのです。
「頑張ってアクセル開けて走らなきゃ!」なんて気持ちは一切沸かず、小さな車体に跨ってトコトコ走る感じがまるで散歩している気分で最高に穏やかな気持ちにさせてくれます。
シフトを早めに上げていかないと走りが苦しいのはありますが、ゆっくり走りながらもガチャガチャ操作して"バイクを操作している感"があるのでとても楽しい。
たまたま試乗したルートが交通量が多く、かつ速度域の高い道になってしまったので30km/h制限が若干怖かったですが、のんびりまったり走ることに関しては純粋に楽しむことができました。

30km/h以上出せるか?という部分に関しては、いけます(ショップ様がクローズドコースで試した所60km/h手前まではいけたそうです)
私の感覚としても速度は出るなという感じですが、30kmの段階で振動がなかなか激しくこれ以上出したら手が痺れるかエンジンが終わるかどっちが先だろうと思ってしまいました(笑)

途中でちょっとだけ勾配の急な坂道を走ってみましたが、3速30km/hで挑むと途中で大幅に減速しました(笑)
坂道に関しては低いギアでアクセル開け気味に切り替えていかないとエンストします。それかある程度勢いをつけた状態で突入していく必要がありそうです。

コーナリングについてはそこまで体感できるような道を走らなかったので、非常に緩やかなカーブを大げさに曲がってみましたが軽すぎて倒れそうになりました。
普段バイクに乗られている方がいつもの感じで倒し込むとちょっと危ない・・・。

数時間試乗して思ったことは、速いバイクに乗りなれている人からすると物足りないと感じる方も多いでしょう。
しかし、これから初めてバイクに乗る方や、ゆっくり走るのが好きな方にはピッタリの性能だと思いました。
見た目も可愛くおしゃれなので、街中をフラリと走って楽しむような使い道が合っていますね。

ディティール紹介 灯火器&メーター

【灯火類】

ハロゲンタイプのヘッドライトとテールライトはフレームに埋め込まれ、横から見ると懐中電灯にも見えてきますね。ナンバープレートをマットガードと一体式にすることで、横から見たときのヘッドライトからテールライトまでのデザインを損なわないように工夫されています。

【メーター】

メーターはデジタル式が採用されています。スピードメーターを中心に、その周りにはバーグラフタイプのタコメーターを配置。スピードメーター下にはODOメーターと燃料計もあり、コンパクトながらもあると便利な機能は備わっています。

ディティール紹介 走行性能

【エンジン】

エンジン形式:4ストローク SOHC単気筒 49cc
最高出力:3.3PS/8.000rpm
最大トルク:3N・m/7.500rpm

燃料供給装置にはキャブレターを使用した横型の空冷単気筒エンジンは、モンキー50(3.4PS)とほぼ同じ3.3PSを発揮。マフラーは腹下のレイアウトとなり、これまた全体のデザインを損なわないようになっています。
4ミニとしては馴染み深い横型エンジンなので、ボアアップなどのカスタムパーツにも期待したいですね。

【ハンドル】

ハンドルはクランプ式となり、幅、高さ共に程よいサイズとなります。このハンドルのお陰でコンパクトながら窮屈に感じないポジションとなっています。ハンドルスイッチにはハザードも搭載されていました。

【足回り】

フロントサイズ:100/90-12
リアサイズ:120/70-12

ブレーキは前後とも2ポッドキャリパーのディスクブレーキを採用されているので、パワーに対して制動力は抜群です(むしろ強すぎ?30km/hからのフルブレーキで普通にロックしました)。タイヤサイズは前後12インチの100/120となるので、ミニバイク用ハイグリップタイヤも選べるなど、タイヤの選択肢も豊富です。

サスペンションはフロントがテレスコピック式、リアはモノショックとなり、リアは段階式ですがプリロード調整も可能となっています。

ディティール紹介 ユーティリティ

【タンク】

タンク容量:3.5L

フレーム一体型のタンクはどこからどこまでがタンクなのかわかりにくいですが、燃料計があるので給油タイミングには困らないです。鍵にはフェニックスエンジニアリングのロゴマークがプリントされています。

【シート】

ちょこんと乗った小ぶりなシートが可愛い!と、見た目だけなら良いですが、実際に座って走ってみると座面の小ささと硬めのシートでお尻が早い段階で悲鳴をあげます。
筆者は普段タイ生産のバイク(これまたシートが硬い)に乗っているので多少は慣れていましたが、国産バイクで柔らかめのシートに慣れている人には結構厳しい。
あとシート上での可動域がほぼ無いので常に同じ姿勢で座ってなければならないのもツラかったです。
果たしてこれでツーリングに行けるのでしょうか・・?

【キーシリンダー】


キーシリンダーは横に配置されているのもちょっとおしゃれです。しっかりとハンドルロックもかけられます。

【キックスターター】


エンジンの始動にはセルと併せてキックペダルも付いていました。万が一バッテリーが上がってしまっても始動が可能です。

気になる販売価格

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

205,000円
※2021年2月現在

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まとめ

奇想天外なフォルムから注目を浴びたガンナー50でしたが、個人的にはバイクビギナーの方に乗って欲しいと思います。
原付スクーターでも良いのですが、ギアチェンジなどをしながら走る楽しみもまずは感じてみると良いのかなと感じました。
後ろにキャリアを付けたり荷物を積んだりということは現時点で難しそうですが、まずは見た目がオシャレなバイクに乗ってトコトコ走ってみるという部分を楽しむにはピッタリな一台です。
他のバイクではなかなか見ないような形をしてますので注目度もバツグンですし、是非選択肢の一つに入れてみてはどうでしょうか。

リュウ

【身長】 180cm 【バイクの所有歴】 バリオス2→ZX-9R(1998)→スーパーカブ110(2014)→Z900(2019) 好きなバイクは90年代に多い。 【主なバイクの楽しみ方】 ツーリング行ったりサーキットに行ったり。通勤も楽しんじゃう♪ 見るのも好き。もう全部好きなんだ。 取材のおかげで乗ったバイクが100台超えたことがちょっと自慢。 【免許、ライセンス】 普通自動車、大型自動二輪、英検準2級、漢検3級、グミ愛好家 【特技】 枕に頭をつけてから寝るまでめっちゃ早い

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