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新型ディオ110(Dio110)の進化の恩恵を片道30キロの通勤で体感【国道246号試乗インプレ】

210608_dio110_001.jpg▲銀の通勤路は主に国道ニーヨンロク(246号線)。国内屈指の交通量でテストに最適?の環境です

こんにちは!ウェビックスタッフの銀です。今回はホンダのディオ110(Dio110)を実際に通勤で使ってみました。新型PCX、リード125でも同じルートで試乗しましたので、PCXやリード125との比較も交えてレポートします。

普段、私は片道約30キロの道のりをヤマハ NMAXで通勤しています。ルートとしては、約1/3は渋滞がひどく、すり抜けが多いストップ&ゴーの道で、2/3は流れの早い国道の幹線道路、主に国道246号線を走るルートです。今回のディオ110も同様のルートで通勤しました。

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大径14インチホイールと新型フレームの恩恵で落ち着いた走りを実現

ディオ110は足元にはフラットなスペースを持ちながら、スクーターとしては大き目の前後14インチタイヤを履く、東南アジアでは主流のスタイルを持つ原付二種スクーターです。

リード125に代表されるように、日本のスクーターの多くは前後10~12インチのタイヤで、小回りが効いてシート下のメットインスペースが広い、という特徴がありますが、ホイール径の小ささゆえ、どうしても悪路や段差に弱いという弱点があります。

ディオ110など前後14インチコミューターのメインマーケットである東南アジアの道路事情は、市街地といえども段差や舗装の悪い箇所も多いため、走破性の高いホイール系の大きいコミューターが求められます。実際、私もベトナムにいるときに、車道と歩道との段差や、あちこちで突然現れる道路の凸凹などを経験し、ホイール径の大きいバイクの必然性を痛感したものです。

210608_dio110_002.jpg▲2021年型でフルモデルチェンジしたばかりのディオ110。新しいエンジンはロングストローク化しフレームも刷新。新たにスマートキーも採用しています。

210608_dio110_010.jpg▲ライダーの身長は170cm、ステップスルータイプのベーシックなライディングポジション。窮屈さはありません。

210608_dio110_011.jpg▲ライダーの体重65kgで足着き性はかかとまで接地します。シートはスリムな印象です。

さて、ディオ110の印象ですが、一番の特徴はバイクっぽさ、です。ホイール径が大きいこともあり、走っている感覚がギア付きのバイクに近いと思います。ハンドリングがクイックで小回りの効くスクーターっぽさは少ないですが、落ち着いたハンドリングと言えると思います。

通勤ルートの幹線道路で車の流れに乗って走行していても、多少の轍や凸凹があっても、車体がとても落ち着いた印象を受けます。前後14インチのホイール径だけではなく、ホンダが新開発した、足元にフラットスペースを確保しながらも車体剛性を強めた、新設計のフレームが効いているようです。

210608_dio110_003.jpg▲前後ホイールは14インチで、新作の8本スポークを採用。タイヤサイズは前後とも変更ありません。

210608_dio110_004.jpg▲フレームは高張力鋼板を使用した新設計フレームeSAFを採用。従来の鋼管フレームから加工精度の高いプレス成型としレーザーで溶接。高剛性&軽量化されています。

125との違いは、交通の流れをリードするためのパワーが足りないところ

惜しむらくは、PCXやリードと比較すると非力さが目立つエンジンでしょうか。15㏄の排気量差と、水冷、空冷の差もあり、どうしてもダッシュ力と高速域でのパワー不足は否めません。車体剛性、足回りがしっかりしているだけに、ディオ110の車体に、PCXかリードの水冷125㏄エンジンが乗ってればなぁ……と思ってしまいました。

PCX,リード125でも走った通勤ルートをディオ110で通勤してみましたが、平日の通勤時間帯で、交通の流れをリードする、といった走りはやはり厳しかったです。どちらかというと、車の流れに合わせて走行する、というスタイルが向いています。

とはいえ、ディオ110の新設計の空冷エンジンは振動がとても少なく、実に気持ちよいフィーリングで走ってくれます。アイドリングストップも備えており、渋滞が多いルートでも燃費の良さが期待できます。

210608_dio110_005.jpg▲ディオ110の空冷エンジンは、2015年型でACGスターターを採用してアイドリングストップを採用。新型はボア×ストロークを変更して低中速域の出力とトルクを向上させています。

使い勝手の面でいえば、ホイール径が大きいゆえ、どうしてもメットインスペースの大きさに制限がでてしまいます。ヘルメット一個とグローブを入れるのが精一杯。収納スペースを考えると、TOPケースをつけたいところです。

ただ、ディオ110は24万2000円~という価格の安さも、大きな魅力の一つ。リード125と比較すると約7万円、PCXと比較すると約10万円も安いので、選択肢としては十分にアリだと思います。

安心できる落ち着いたハンドリングと車体、手ごろな価格設定のディオ110。久しぶりにバイクに乗ってバイク通勤してみよう、という方や、バイク初心者の通勤・通学バイクとしては実に手ごろな1台だと思います。

210608_dio110_006.jpg▲シート下にはジェットタイプのヘルメットが1個収納可能。

210608_dio110_007.jpg▲ウイング状のリアキャリアには穴が空いておりケースの装着を想定。またフックもあるので、荷物の積載も可能です。

210608_dio110_008.jpg▲脱落防止タイプではないがコンビニフックもついています。ステップスルーなので足下に荷物を置くこともできます。

210608_dio110_009.jpg▲アナログメーター+液晶(距離計、燃料計)のメーターは表示の切り替えのないシンプル設計。緑に光るエコインジケーターも付いています。

2021年型ホンダ ディオ110主要諸元

・全長×全幅×全高:1870×685×1100mm
・ホイールベース:1255mm
・車重96kg
・エジン:空冷4ストローク単気筒SOHC109cc
・最高出力:8.7PS/7500rpm
・最大トルク:0.92㎏m/5750rpm
・燃料タンク容量:4.9L
・変速機:Vマチック無断変速式
・ブレーキ:F=ディスク、R=ドラム
・タイヤ:F=80/90-14、R=90/90-14
・価格:24万2000円~24万5300円

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投稿者プロフィール

・身長:170㎝
・バイクの所有歴(所有が古いもの順)
:スズキ GSX400Sカタナ、スズキ GSX1100Sカタナ、ヤマハ シグナスX SR、ヤマハ TDM900、KTM 690DUKE、スズキGSX-S1000F、ヤマハ NMAX、スズキ V-Strom650、フサベルTE125
・主なバイクの楽しみ方:ツーリング、サーキット走行、オフロード走行
・免許・ライセンス:大型自動二輪免許、普通自動車免許、MFJ国内ライセンス(更新停止)
・特技:料理

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