同時期(1982年から1984年頃)に登場したサリアンやベルーガの上位車種になり、ヤマハのビッグスクーターの魁とも言えるのではないかと思う。
外観はサリアンとベルーガを足した様な感じ（残念ながら3台とも同系列車種ではない）。サリアンを所有している自分としては凄く気になる車両であったが、なかなかベース車両を入手する機会が無かった。
2023年3月にオークションサイトに部品取り＆不動車としてシグナス180が出品したので入手しました。ミニチュア

・80年代当時の外観が好き（ぺスパモドキ感を感じる）
・171ccの排気量の為、高速道路もそこそこ走れる感が良い（MAX80km/hは出るが苦しい）
・50CCより車体が少し大きいので直線走行での安定感は大変ありがたい
・中低速40km/h~60km/hで走る場合、マイルドな感じで振動が少なく走っていても気持ちよい（タイヤのチョイスにもよるケド）
・エンジンサウンドが良いミニチュア

・エンジンの排熱効率が悪く少し高速走行をすると足元（股下）付近が熱くなる
・高速を走るならノーマルのスクリーンだけでは厳しいので防風を付けた方が良い（高速走行では必須）
・フロント周辺が軽いため、高速走行になるとハンドルからの振動がダイレクトに伝わり不安定感を感じる
・リアブレーキがフットブレーキ方式なので、前後のブレーキ操作が意外と大変
・始動時にすぐにスタータースイッチを押してもエンジンがかかり難い（キーを回してから約1分程度放置してから）ミニチュア

完全新設計＆専用設計で作った車両のため、同系列の後継車種が存在せず、ジョグやチャンプの様に相互流用は出来ない。
（未確認であるがクラッチ回りなど一部の部品はトレーシー150R(CZ150R)と互換有りとの噂もある）

オークション等で中古品が若干出品されているが結構お高い。
電装系パーツについては殆どが動作未確認。
外装品は美品は極わずか。多くが現車外しのためヒビ、割れ、部分欠損などは当たり前（修理加工前提品）。

車両ごと売りに出ている場合はその多くが不動車（パーツ取車扱い）。

（不満点ではないが）BIGスクーターなので左ハンドル側はただ握っているだけなので走行時は多少物足りない感はあるかもしれない。ミニチュア