new

用途で選ぶオフロードバイク『WR250R』【ウェビックスタッフの勝手に語りたい】

用途が決まれば見えてくる、オフロードバイク選び

こんにちは、トノです。
今回は、僕が初めて買った4stオフロードバイク「YAMAHA WR250R」について、購入の決め手と実際に乗った感想を踏まえて、どんな人にオススメかをご紹介します。

WR250Rをサラっとおさらい

"今さら"な感じもしますが、WR250Rについて簡単におさらいしておきます。
WR250Rは、2007年に発売された水冷4st単気筒のオフロードバイクです。「オフロードのYZF-R1」という大胆なコンセプトと、それを裏付けるかのようなスタイル、そしてWR250FやYZ250Fのような競技モデルを連想させるゴツいアルミフレームなどから、オフロードファンからの期待度120%で注目を浴びました。
時をほぼ同じくして、前後17インチのモタードモデル「WR250X」も登場しました(でも今回は250Rについて書きます)。

▲WR250R
▲WR250X

WR250R の中古車を見る【ウェビックバイク選び】
WR250X の中古車を見る【ウェビックバイク選び】

購入のキッカケ

僕が新しいオフロードバイクを買おうと思ったのは、2012年の秋だったと思います。
オフロードバイクは過去に何台か所有してきましたが、すべて2stでした。なので、「新しく買うなら4stにしてみよう」ということだけは決めていました(過去に乗った車種は僕のプロフィールに記載してあります)。
この時、僕が新しく買うオフロードバイクに求めていた用途は、 通勤などの街乗りがメイン、でもオフロードも本格的に走ってみようかな というものでした。

▲林道ツーリングにて
▲林道ツーリングにて

迷ったのはWR250F 決め手は用途

そんな僕の4stオフロードバイクの候補として挙がっていたのは、WR250FとWR250Rでした。
定番のセローはというと、外観からNGでした(セローのオーナーさんごめんなさい)。
街乗り、林道、河原遊び、すべて叶えてくれるバイクの代表格はセローだというのは承知の上でしたが、バイクを買う時に外観の好みってとても大切ですよね!
当時から「WR250Rは高すぎる!」という声をよく聞いていましたが(生産終了でもっと高くなっていますが・・・)、"そのお金を出してでも乗りたいかどうか"は、もはや"価値観や好み"だと思うんです。
乗る度に"本当はWRが欲しかったけど、妥協して買ったバイク"と思ってセローに乗ったとしたら、それってセローに対しても失礼じゃありません?!笑

話しは戻って、僕が迷ったのは、WR250F(以降F)かWR250R(以降R)かの2択。
Fは、エンデューロ向けの競技車ですが、登録して公道走行可能です。Rに比べて軽くてパワーもあり、"今後オフロードで本格的に走るなるFかな"と思っていました。でも、競技車のことなんて全然わからないし、どっちにしたらいいかな・・・と悩みました。そこで、こういうのはプロに相談するのが一番!と思い、Fの取り扱いに長けていたYSP横浜南さんに相談しました。

そこでYSPさんからまず聞かれたのは、やはり用途でした。
僕が新しいオフロードバイクで使う用途を、頻度が多い順に並べると、大きく3つに分けることができました。
1.通勤(街乗り) 2.林道ツーリング(高速も走る) 3.河原などで走る
※この時オフロードレースのことは考えていませんでした。

▲WR250F
▲セロー250

WR250F の新車・中古車を見る【ウェビックバイク選び】
セロー250 の新車・中古車を見る【ウェビックバイク選び】

結論は「R」

YSPさんの回答は早く、「街乗りメインならRがいいと思うよ」とのことでした。オフロードをメインとしない使い方であれば、乗りやすさから考えてRということなんですね。
ちなみにFは、長く過酷なエンデューロレースを走るためのモデル=エンデュランサーなので、エンジン(ピストンなど含む)の耐久性は高く、初心者がトコトコ遊んでいる程度であれば、頻繁にエンジンの整備をせずとも大丈夫とのことでした。それでも、 街乗りがメインであれば、やっぱりトレールがオススメなんですね。僕は「やっぱりそうですよね」という感じでしたが、きちんと確認できたことでスッキリした気持ちでRを購入することができました。
ちなみに、この時のYSPさんの意見は、"現在の僕も同じ意見"です。同じ用途(街乗りメイン)でエンデュランサーとトレールで迷っている人がいれば、迷わずトレールをオススメします。

▲林道ツーリングへ出発
▲みなさんと合流
▲林道にて

シート高には要注意

大人気の車種ということもあり、Rの試乗レポートはネットに溢れています。それでもあえて書いておきたいのは、"足つきさえクリアすれば問題なし!"ということ。
Rのシート高は895mm。体格の違いはあれど、お世辞にも良いと言えません。不安があるかもという人は実車に股がらせてもらい、そのままでイケるのか、ローダウンやアンコ抜きをすればイケそうなのか、 とにかく一度試してみることをオススメします

足つきをクリアしたならば、高回転までスムーズに回り、街乗りでもオフロードでも非常に乗りやすく、速く走ることもできるとても良いバイクです。アフターパーツも豊富なので、カスタムも思い切り楽しめます。

▲エンデューロにて
▲エンデューロにて

高いオフロード性能

サスペンションもエンジンも素晴らしいです。タイヤの選択や空気圧を間違えなければ、荒れた林道も走破できるバイクです。
結局僕はオフロード走行にハマっていき、気が付けばエンデューロレースにも参戦していました。レースに出るなんて、購入時には考えもしなかったことです。
Rで、モトクロスコースやエンデューロコースをハイペースで楽しむ場合は、純正のリアサスだと暴れがちです。余裕があれば、前後のサスをエンデューロ用にリバルビングすると生まれ変わります。
ツルツル滑りやすい下り坂では、エンブレが邪魔になることがあります。Rでは定番のカスタムかもしれませんが、減圧バルブを入れると少しマシになります。
Rで辛いのは、 転倒から起こす時の重さが大きいと思います。初心者のうちはどうしても何度も転びますし、毎回起こすのが辛いのです(笑)。マフラーをフルエキで社外性に交換すると、大幅な軽量に繋がります。僕は、最終的にはタンデムステップや車載工具の取り付けステーなどをすべて切り飛ばしてしまいました。

そんなことをしながらレースも楽しんでいるうちに、初級のエンデューロレースで入賞することもできました。
今はRとお別れしてエンデュランサーに乗り換えてしまいましたが、オフロードを本格的に走ることもできる素晴らしいバイクでした!

▲レースでのワンシーン
▲WRで入賞することができました!

WR250Rの総評

長所・満足な点 僕の理想通り、公道とオフロードの両方において、満足がいく性能でした。
初心者でも、初級エンデューロであれば入賞できます。
プロが乗ると全日本エンデューロで優勝できます(笑)
短所・不満な点 今まで2サイクルのオフロードバイクにしか乗ったことが無かった僕の意見として
・車重が重い
・エンジンブレーキの効きが強い
・もっとパンチがあって、吹け上がるような加速がほしい
・特にリヤサスが硬い→耐え切れずリバルビングしました
これから買う人へのアドバイス 国内メーカーのトレールバイクとしては高いですが、その分パフォーマンスは高いです。
公道も走りたい、でもエンデューロも出てみたい。そんな人にオススメです。
僕は、純正サスの、特にリヤサスがバタつく感じが嫌で、前後ともにカスタムしました。
そうするとかなり良くなります。エンデューロ初心者クラスの表彰台乗れました。

この記事に登録されているタグ

トノ

トノ

投稿者プロフィール

・身長:185cm
・バイクの所有歴(所有が古いもの順)
:NS-1、ZRX400II、CBR900RR、CRM250、ZX-9R、RH250、RMX250S、GPZ900R、WR250R、TE250、Z900RS
・主なバイクの楽しみ方:エンデューロレース参戦、神社仏閣ツーリング
・ライセンス:独身2級
・特技:オフロードタイヤ交換、御朱印集め

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る