BB商会バイク洗車センター東京大田
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バイクはピカピカ、気分はワクワク。バイクに精通した熟練スタッフによるバイク専用ガラスコーティング施工。

取材協力:BB商会バイク洗車センター東京大田

取材:小松 男

掲載日:2024/07/29

 愛車はやっぱり”綺麗でピカピカ”状態にしておく方が、乗っていても眺めていても断然気持ちが良い! 気分良くバイクに乗れるのはもちろんのこと、輝く状態のバイクを見た周囲のライダーに大切にしていることが伝わるからだ。しかし常にバイクを綺麗に保ち続けるというのは、簡単ではないことも事実である。
 そこで注目したいのがバイク専用のガラスコーティングだ。愛車にガラスコーティングを施しておけば、洗車で汚れは簡単に落ちていつもピカピカ状態に保てる! 何よりもキズも付きにくくなるので、一石二鳥と言える。

 今回は高いノウハウと技術力を持ったバイク専門のガラスコーティング施工&洗車サービスを提供する『BB商会バイク洗車センター東京大田』をご紹介したいと思う。

『BB商会バイク洗車センター東京大田』とは?

「例えるならば、ここはバイクのエステティックサロン。
おもてなしの心のこもったサービスが魅力的」

今年3月に東京都大田区にオープンしたバイク専用のガラスコーティングと徹底洗車が売りの『BB商会バイク洗車センター東京大田』。お客様の大切なバイクをいつもまでも綺麗に保てるよう独自のノウハウと施工技術で“ヌルテカ”仕上げにしてくれる。

店内に入るとウェルカムカードに気づく。さり気ない心遣いが嬉しい。お客様であるライダーとバイクを大切に扱う気持ちが伝わってくる。施工作業空間と仕切られた待合スペースはソファにカウンター&チェアが設置されており、店内にはジャズミュージックが流れる。大切なヘルメットの置き場には専用クッションが用意されていて嬉しい計らいと言える。

 この記事を執筆する私は、これまで過去多くのカーディテイリングショップ(バイクやクルマの磨きやコーティングを行う会社)を訪れて話を聞いてきた経験がある。その中でバイクショップの傍らで洗車スペースやコーティングブースなど設置しているところを見かけた記憶はあるが、バイクのガラスコーティング&洗車を専門で行う同店は初めての経験となる。

 早速、店内に入るとバイク2台を同時に作業出来るようにビニールカーテンで中は仕切られていた。作業スペース後方には施工を待つことが出来る待機スペースが用意されている。店内にはジャズミュージックが流れており、お客様がリラックスして作業待ちできる雰囲気作りがとても印象的に感じた。そしてカウンターテーブルの上には、ウェルカムカードが用意されていた。美容院やエステティックサロンでもお目に掛からないであろう、おもてなしに正直驚いた。私の気持ちが高まる中、同店のサービスとは一体どの様なものだろうか? 撮影用に用意していたバイクが施工過程において、どんな風に綺麗になっていくのかをご紹介していこう。

  • 作業は熟練スタッフによるカウンセリングから始まる。お客様の希望や要望などの詳細を確認してカルテを作る。同店では国産、外車、年式、排気量を問わず多種なバイク施工を手掛ける。作業はバイクを熟知した熟練スタッフによるものなので、安心して愛車を任せることができる。

  • 洗車で濡らしたくないシートカウル下部やキーシリンダーやスイッチボックスなどの電装箇所、マフラー穴を養生して防水対策。ひと手間掛けた丁寧な準備が進められていく。この時点でもうプロフェッショナルなサービスだと感じてしまう。

  • ボディシャンプーは塗装面用と足まわり用とで使い分けしている。使用箇所によって汚れ方は異なるし、汚れに合わせて洗剤の強さも変えている。“徹底洗車”に欠かせない専用ブラシや洗剤、ウエスなどの豊富な洗車用アイテムを取り揃える。

  • 『BB商会バイク洗車センター東京大田』では、“徹底洗車”を謳っている。まずチェーンルーブの汚れや鉄粉などが付着しやすいホイールまわりから丁寧に汚れを落としていく。洗剤やブラシなど使用する道具は、洗浄箇所や汚れの具合を見て使い分けをする。

  • 車両下部の汚れをしっかりと落としたら、泡状にした中性洗剤をバイク全体に吹きかていく。数分ほど馴染ませて置くことにより洗剤で汚れが浮いてくるを待つ。手の届かないような細部には、専用ブラシを使って隙間に入った汚れを取り除いていく。

熟練スタッフ2名体制によるガラスコーティング前の“徹底洗車”。洗剤で浮いた汚れを流す時の水圧も抑え、バイクに水の侵入が無いよう細心の注意を払って作業が行われる。すすぎには純水器の純水を使用。目の前で愛車が綺麗になっていく様を見ているのは気持ちが良い。

  • 汚れを除去出来たら洗剤を流し、ブロアやクロスなどを使い十分に水気を取り除き、ガラスコーティング施工に入る。一回目の散布はスプレーガンを使って、全体的にコーティング剤を吹きかけていく。既に“徹底洗車”でピカピカ状態だが、徐々に光沢の度合いが増していく。

  • 散布後はガラスコーティング剤を乾燥硬化させるための熱入れ(短波赤外線使用し内側から温める)を行う。塗装面の状態にもよるが、表面温度は70度を最適温度(70-80度)として、熟練したスタッフの温度管理の元、車体全体の焼き付け作業を行う。

  • 二度目のガラスコーティング施工は手塗り作業で塗装面を中心に行う。ガラスコーティング剤の特徴は何と言っても仕上がりが美しさ。それと後々でのバイクのお手入れが楽になることだが、汚れたら洗車は必要とのこと。

  • 黒い樹脂パーツ部分には、ボディに使用したガラスコーティング剤と異なる専用の保護材を塗布していく。取材用に用意したバイクの黒い樹脂パーツがより黒く引き締まって、まるで新品にしたかのような仕上がりとなった。

細部まで丁寧な洗車と質の高いガラスコーティング

 

 一連の作業を拝見させてもらった。ひとつひとつの作業が丁寧に行われていて、しかも無駄な動きが無い。在籍する熟練スタッフは量販店などでコーティング作業を経験してきた“職人”である。そんな経験をバックボーンに持っているからこそ『BB商会バイク洗車センター東京大田』での作業工程レシピも作り上げてこれたとのこと。さらに施工作業(自体)にエンタテインメント性を感じ、お客様が待っている間も飽きることなく見続けられ預けた自分のバイクが生まれ変わるほど綺麗になっていく、その様を見届けられるのは凄いと感じた。もちろんバイクを預け施工終了タイミングにバイクを引き取りに来ることも可能である。

 ちょっと変わった表現になるが、私がバイクの身になって見ると、きっと気持ち良くて仕方ないだろうと思えた。見えづらい細部まで様々なブラシを使ってコチョコチョされるのだから、気持ち良いに決まっている!? 思わず“気持ちいい”と言ってしまいそうだ。 話しを戻すが同店のバイク専用ガラスコーティング剤は簡易的なものではなく、しっかり塗装面に乗るものである。しかも水を弾く撥水性タイプではなく、スルスルと水が車体表面を通じて流れ落ちる親水性タイプのコーティング剤が使われているとのこと。これには同店の考えがあって、撥水性タイプのコーティング剤ではバイクが滑りやすくなるためライディング時の二―グリップなどを考慮するとバイク向きではないと言うのがその理由だ。ライダー目線の独自なノウハウが詰まっている。バイクユーザーにとって、このサービスを始められたことに感銘を受けた私だが、『BB商会バイク洗車センター東京大田』を立ち上げられた理由を改めて代表に伺わせてもらった。

下地作りの洗車からガラスコーティング施工が終了するまで、およそ2時間。熟練スタッフさん曰く、綺麗な仕上がりにするためには、しっかりとした下地作り(徹底洗車&軽研磨)、その上に専用ガラスコーティング剤を施すことで仕上がりの美しさがより際立って見えるとのこと。写真でも綺麗に見えるが、実際に肉眼で見るとその輝きはさらに増して見える。今回の取材車両は「BBプレミアムガラスコーティング+徹底洗車のコース」で施工して頂き、ガラスコーティングの耐用年数は3~5年とのこと。

熟練スタッフが仕上がった状態を“ヌルテカ”と表現をしていたが、その言葉の通り光沢の中にウェットな雰囲気が感じられる仕上がり。施工後にこれだけ綺麗になるのであれば作業に掛かった時間は短いと言える。テールランプ箇所にあった擦り跡もコーティング前の軽研磨と合わせとても綺麗な仕上りになった。

BB商会バイク洗車センター:代表インタビュー

“バイクを綺麗にすることに困ってました”そう話す代表の思いが詰まったサービス

午前中はバイクの洗車、ガラスコーティング施工作業を追いかける撮影を行った。熟練スタッフの作業に関することを伺いながらだったので通常作業時間である2時間を少し超えたが、それでも撮影とスタッフさんへの取材は順調に終えられた。午後は代表に店舗へお越し頂き、インタビューさせて頂く予定となっていた。私はバイクに対して愛情を感じる素晴らしいサービスを立ち上げられた代表にお話を伺えることをとても楽しみにしていた。

 取材日は猛暑で外気に触れると頭がクラクラするくらい暑かったが、むしろ絶好のガラスコーティング&洗車日和であった。お昼休憩を挟み店舗へ戻ると代表が出迎えてくれた。そこで初めてお会いするのだが、代表を見て私は驚いた。何と漫画太郎先生の珍游記が描かれたTシャツを着られているではないか。“これはヤバイ”と一瞬怯みかけたが、気合を入れ直してご挨拶させて頂いた。この代表は一体どんな方なのだろうかと、いっそうの興味を抱いてお話を伺うことにした。

  

ストアマネージャーの小林さん。今回のインタビューを受けて頂いた代表は、(自分は)あくまもで裏方で主役は現場のメンバーなのでとご出演を見送られた。ただ店舗にいらっしゃる時にお客様のもてなしをされるなど、とても気さくな方だった。


代表:「私は5年程前にバイクに再び乗るようになったいわゆるリターンライダーで、バイクには乗るだけのごくごく一般的なライダーです。そんな私がバイクに復帰した時から洗車に悩んでいました。バイクは5、6台と増えて行く一方なのにそれらを洗う場所が無く、、そしてリターンしたばかりの自分にはバイクを綺麗にする仕方も分からないといった悩みがあったのです。 そこで愛車を綺麗にしてくれるショップを探し利用もしてみたのですが、費用の割には仕上がりにもサービスにも満足が出来なかったのです。そこで、実は私と同じような悩みを抱えている境遇のライダーが多いのではないかと思い、それならば私が立ち上げようと考えたのが『BB商会バイク洗車センター東京大田』誕生のきっかけになっています。

 ただバイクは世の中一般的にあまり良いイメージに思われていないらしく、、物件探しの際に(良い場所が)見つかっても“バイク屋”をすると言うと、大抵の大家さんには断られてしまったのです。色々探しやっとこの場所を見つけられて、大家さんの理解もあって今年3月にようやくオープンすることが出来ました。 お店の場所が中々決まらなかったこともあって、その分1年くらいを準備する時間に充てられたのは、結果的には良かったのだと思っています。

 “バイク=嫌がられる”ならば、まずはネガティブ要素を払拭するまで。サービスを利用されるお客様に喜んでもらいたいですし、熟練スタッフをはじめ周囲の人にも気持ち良く仕事を行える環境でなくてはなりません。もちろん他のカーディテイリングショップが、どのようなサービスをしているのかやコーティング剤の種類、品質など徹底的にリサーチしてから事業スタートしたのは言うまでもありません。おかげ様でお客様からの評判は良くリピーターも多いです。 バイク専門のガラスコーティング&洗車と聞くと特殊なショップのように思われますが、あくまでも一般ライダー向けサービスですし、気軽に立ち寄ってもらいたいと思っています。最近、車両のメンテナンスを受けたいのに対応してくれるバイクショップが無いとお困りのお客様も多いので、この『BB商会バイク洗車センター東京大田』を皮切りに、今後は整備や車検、カスタムなどを受け入れられるショップを早ければ年内にオープン出来るよう準備しています。誰でも遠慮なく利用できるバイクの救急病院のようなことをやりたいと考えています。ゴッドハンドのメカニックも募集中です」。  

同店ではInstagramやX(旧Twitter)などSNS利用も積極的に行っており、来店して施工されたお客様にフォローなどお願いしている。「お客様がお客様を呼ぶ」口コミによるユーザーが広がっている。ガラスコーティング施工後のお客様には専用のメンテナンスキットを貰うことができる。一度ガラスコーティング施工をしておけば、自分で洗車する際にも作業は楽になる。

編集部コメント

ライダー必見のバイク専用ガラスコーティング&洗車サービス。『BB商会バイク洗車センター東京大田』にぜひ問い合わせて欲しい

————代表のお話を伺い、私は感じたことがあった。それはいちライダーとして、お客様の立場になったサービスをしっかりと考えられているということ。その上で、お客様の豊かなバイクライフをサポートするおもてなしの気持ちを提供していることである。失礼を承知で書かせてもらうが、まさか珍游記のTシャツを着ている代表の方から、こんな素敵なお話をインタビューで伺えるとは思わず、とても想定外であった。でも、それは趣味が高じてでは無く、まじめにビジネスとして考え抜かれた事業で、ライダーのためのサービスであるという言葉から代表の真剣さを感じとったのは言うまでもない。しかし、そのギャップに驚いた。

 私はフリーライターとして過去経験(クルマ取材を含め)で、様々なカーディテイリングショップを取材してきた。しかしバイク専門は初めてで、この取材で『BB商会バイク洗車センター東京大田』を多くのライダーに知ってもらいたいと感じた。この記事を見て興味を持ってくれたライダーは、同店でガラスコーティング&徹底洗車を体験して欲しいと思う。ユーザーの想像以上の仕上がりとサービスにきっと満足して頂くことが出来るだろう。

ショップインフォメーション

BB商会バイク洗車センター東京大田

〒146-0082
東京都大田区池上8-18-20 コーポ原田1F
電話:03-6410-5975
営業時間:10:00 - 22:00
定休日:年中無休
HP : https://bb-bike.com/