
旧車はカッコいいけど高いし維持も大変そう・・・。
そんなライダーにオススメなのが、レトロスタイルに最新の性能を持ち、新車で購入出来るネオクラシックモデルたち。
初めてのバイクとして、また長く乗り続けられるバイクとして買っていただければ満足できる1台になること間違いなし!
前回の【国産車編】に続いて、今回は【輸入車編】です。
BMW R18/R18 Classic

往年の名車(1963年登場R5)をモチーフとするクラシカルなスタイリングが特徴のクルーザータイプ。

ラインナップモデル最大の排気量1,802ccフラットツイン(空油冷式の水平対向エンジン)を搭載、伝統のシャフトドライブ採用などBMWの歴史を象徴するメカニズムを装備する。


発売記念モデルの「ファーストエディション」はタンクに白い2本線が描かれるなど、クラシカルなマフラーと相まって、タイムレスなデザインに魅了される。
シックでモダンなデザインに最新機能を装備したネオクラモデルたる1台。
最新の100周年モデルは、ふんだんにクロームパーツが装着されており、キルティング風シート表皮と合わせてノスタルジックな印象を高める。
Triumph ボンネビルT120

由緒正しい、正統派ブリティッシュバイクのアイコンと言えば、トライアンフ・ボンネビルT120に辿り着くほど、その作りには空きが無い。
往年の初代ボンネビルをイメージさせるシルエットとスタイリングは見る者を魅了する美しさと格好良さを持つ。


水冷式1200ccの並列2気筒を搭載、キャブレター風デザインのインジェクション、最先端のライド・バイ・ワイヤ式スロットル、クルーズコントロール、USB電源ソケット採用など、現代の走りを最新機能で実現、クラシックスポーツの代名詞と言える。
純正アクセサリーも豊富にあり、ボンネビルを自分好みにドレスアップ出来るのも所有感を高める。
DUCATI SCRAMBLER

2014年のミラノショーで世界初公開されたドゥカティのスクランブラーシリーズは、空冷単気筒エンジンを搭載した「スクランブラー」を源とするモデルだ。“ドゥカティスクランブラー”という新たなブランドとして展開され、豊富な仕様をラインナップする。




ドゥカティスクランブラーはモーターサイクルの本質であり、自由、喜び、自己表現を満たした(Stories from the Land of Joy)ネオクラモデルである。
ネオクラシックモデルおすすめライダー
旧車に憧れて乗ってみたいと思うライダーは沢山いるが、実際はメンテナンス、部品供給などで好調な状態を維持していくのは難しい状況と言える。
購入車輛の程度問題もあるが、しっかりサポートしてくれる専門店やプロショップとの出会いが旧車ライフの”鍵”とも言える。
(筆者自身)カワサキW3(650RS)を所有し乗っていたが、バイクの面倒を見てくれた購入店舗のアフターフォロー(サポート)無くしてはあり得なかったと思う。
またしっかりメンテナンスしていても故障やトラブルは付きもの。
当時、購入した車輛価格と同じくらいは修理費用やレストア代にお財布から出て行った記憶がある。
それも含めて“楽しい!”と思えるならば、想い入れ強い旧車を手にするのもひとつであろう。
しかし、そのようなバイクライフを望んでいない(イメージしていない)ライダーには、些か荷が重い(苦行?)バイクライフとなってしまうと思う。※あくまでも筆者主観
最新バイクでもメンテナンスやトラブルはつきものだが、そういったことを気兼ねすることなく走りに集中できるのは、現行モデルの最大の魅力とも思う。
それならば今買える新車(現行モデルの意味)の中から、クラシカルな雰囲気を持つ“ネオクラモデル”から自分に合った(欲しい)バイクを探してみては如何だろうか?
現代的な走り(性能や機能)を楽しみながら、降りて眺めても楽しいネオクラモデルは、そんなライダーの希望を満たしてくれるバイクだと思う。
ここで紹介していない、その他のネオクラモデルも沢山あるので、ぜひとも最愛の1台を探し出して欲しいと思う。
まとめ
バイク選びに悩んでいる時間も含めて“楽しい”と思えるのがバイク趣味の魅力。
熟考して自分に合った(欲しい)モデルを手に入れて頂きたいと思う。
最新のネオクラシックモデルは、ビギナーからベテランライダーまで幅広く受け入れてくれる懐の深さと所有感の両方を満たしてくれるバイクだと言える。
この記事にいいねする