【ヤマハ TMAX560 TECH MAX 試乗インプレ】これぞ元祖スポーツスクーター!

【ヤマハ TMAX560 TECH MAX】ディテール&試乗インプレッション

ヤマハのロングセラーモデルと言われて思いつくのはSR400セロー250。ただ、この両モデルは残念ながらすでにファイナルエディションとなっている。では次期ロングセラーモデルはというと? 原付クラスを除けば2001年登場のTMAXFJR1300がその座を奪い合うことになる。20年という歳月をかけ、排気量アップにトラクションコントロール装備などを装備してきたTMAX。元初心者向けオートバイ雑誌編集長の谷田貝 洋暁が試乗レポート。

1.スポーツランのためのスタイリング

GPZ900R


【全長/全幅/全高】2,200mm/765mm/1,420mm
【車両重量】218[220]kg
【軸間距離】1,575mm
【最低地上高】125mm


前後15インチというスクーターにしてはやけに大きいホイールサイズ。インナーチューブ径41mmの倒立フォークを採用...などなど。見るからにスポーツ性が高そうな装備が与えられているTMAX。その車体機構においてスクーターとは一線を画す特徴的な部分がスイングアームだ。TMAXは、エンジンがバネ下重量化して運動性を損ねるユニットスイング式ではなく、一般的なオートバイと同じようにスポーツ性を求めてスイングアームを採用している。ライバルであるキムコのAK550、SYMのマキシムTLなどが、こぞってスイングアーム式を採用するのは、このTMAXが確立した様式を意識してのことだ。

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