
一般的にツーリングと言うと、朝または昼間に動くことが多いですよね。
キレイな景色を見ながら太陽の光を浴びて走ると、とても清々しい気分でバイクに乗ることができます。
しかし、季節や連休シーズンによっては日中バイクに乗ると気温や渋滞との戦いになってしまい、イマイチ気分が乗らないバイク時間になってしまうことがあります。
私はバイクに乗っていると気分の良さからストレスが解消されていくタイプなのですが、逆にストレスや嫌な疲れが溜まってしまっては元も子もありません。
だからと言ってバイクに乗らないのはもったいない!
ということで今回オススメしたいのが夜ツーリングです。
夏は少しでも涼しい環境でバイクに乗り、秋冬は澄んだ空気の中を走ることで感じられるちょっとした非現実感。
そんな魅力と、夜ならではの注意点を私が感じたなりに伝えていきます。
目次
どこからが夜ツー??
この辺の定義は人によって異なるので明確に決めるのは難しいですが、私としては「夜に走ればもう夜ツー」という認識です(笑)
「暇だし走ってみよう」「ちょっとラーメンでも食べに行くかな~」とか動機は何でも結構。通勤・通学の帰り道だとしても、寄り道してみればそれも夜ツーだと思います。
そう考えると、夜ツーのハードルってとても低くて、誰にでもすぐに始められるものではないでしょうか。
いつもの景色が一変することによる非現実感

普段通っている道も夜になると何だか妙にワクワクすることってありませんか?
私が子供の頃はたまに夜外に出て歩くと、いつもと違った場所を通っている気分になって変にドキドキしたのを覚えています。
さすがに大人になった今では子供の頃と同じ感情ではありませんが、バイクで通るいつもの道も夜になって照明に照らされるだけで景色が大きく変わって少しだけワクワクしちゃいますね。
ただでさえ「バイクに乗る=非現実」に近いものがあるのに、夜になるだけでそれが一層強く感じられます。
交通量が減って走りやすい
道路状況や時間帯によって異なる点があるので、全てに共通しているとは言えませんが、朝と比べると交通量が少なくなることがほとんどでは無いでしょうか。
大渋滞に巻き込まれて走るようなストレスは少なく、気持ちよくスイスイ走れることの方が多いはずです。
ただし、油断するとスピードが上がりがちになるので十分注意して走りましょう。
夏の夜ツーは涼しくて快適
何と言ってもコレ。
真冬は涼しいを通り越して寒いのですが、真夏は夜だと良い感じの気温で走れるので日中に比べると涼しくて快適です。室内では寝苦しいくらいでも、外に出て走ってみると意外と快適に感じたりもします。
Webikeスタッフの中にも真夏は夜しか走らないという声が稀に聞こえてくるほど。
また、日焼けの心配もほぼありません。
暑いからという理由で真夏に全くバイクに乗らない方も是非一度体感してみていただきたい。
といった感じで、ザッと挙げただけでも夜ツーの魅力って意外と多いのです。
ではここからは、「どこに行くと楽しめるか?」という部分に触れてみます。
夜景がキレイな場所を探して行ってみる

夜ツーならではの目的地として、外せないのが夜景が綺麗な場所でしょう。
例えば、
・工場
・空港
・海近くの公園
などなど。

どこに行っても良い感じの写真が撮れることは間違いなしなので、ただ走るだけではなくて景色を記録することも楽しめます。
個人的には工場夜景が大好きです。いつ行っても独特の雰囲気に心躍ります。
空港は飛び立つ飛行機を眺めながら心を無にすることで気持ちがリセットされますね。
※いずれの施設でも閉められた敷地に入り込むなどの迷惑行為は絶対にやめましょう!

夜でも営業しているライダースカフェ等に行ってみる
景色だけではなく、飲食を取りながらまったりした時間を楽しむために行動するのも良いですね。
ライダースカフェは比較的遅い時間まで営業していることが多いので、週末の仕事終わりにちょこっと足を伸ばしてみるのも良いですね。
同じような目的で来店しているライダーとコミュニケーションが取れて、楽しいひと時を過ごせるかも?
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夜ツーリングの注意点
さて、夜ツーリングには注意点もいくつかあります。
それは前述したメリットと隣合わせの内容でもあるため、「十分注意すること」が夜ツーリングを最大限楽しむ秘訣です。
スピード上がりがち
夜は道が空いていることが多いので、ついついスピードが上がりがち。
自分自身のスピードに関しては注意してコントロールすれば良いですが、状況は周りの車も同じです。
周囲もスピード出しがちになっていますので、他車の状況に十分注意して走行をしましょう。
歩行者に注意
夜間は歩行者が非常に見えにくいので、急な飛び出しや暗闇から現れる人影に注意しましょう。
特に住宅街は少ない街灯で見えにくかったりしますので、速度と合わせて気を使いながら走行する必要があります。
音量に注意
静かな夜にバイクの排気音は意外と響きます。
自分では気持ちよく走っているつもりでも、周囲からすれば迷惑になっている可能性も。
特に住宅街を走行する際や自宅に帰ってくるタイミングは気を使いながら走行したいですね。
あとはコンビニの駐車場で無意味にアイドリングをするなども控えましょう。
閉められた敷地に勝手に入らない
どんなに景色が良くてどんなに良い写真が撮れようとも、勝手に敷地内に入るようなことはNGです。
決められたルールの中で最大限楽しむのが夜ツーの魅力であり、そこから逸脱してはいけません。
空港や工場夜景での撮影はこの辺が注意ですね。うっかり入ってしまわないような注意も必要です。
さぁ、夜ツーリングで非日常を楽しみましょう
夜ツーリングの魅力について書きましたが、まだまだ楽しみ方はあると思います。
今は動画サイトなどでも走行動画を見ることができますので、是非参考までに探してみては如何でしょう。
まだバイクに乗り始めて日が浅い方は夜に走るというだけで緊張するかもしれませんが、仲間に一緒に来てもらって短距離を走ってみるなどで慣れていくと良いと思います。
無理に長距離、長時間走る必要はありませんので、ちょっとした非日常感を楽しんでみてください。
いつもと違う景色や街並みが楽しめますよ。
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