初めてのヘルメット。バイクタイプ別ヘルメットの選び方(後編)

皆さんは愛車のバイクタイプに合わせたヘルメットを被っていますか?
乗りたいバイクは決まっていないけど、教習所の貸出ヘルメットはちょっと嫌だからMyヘルメットを買ってみたものの、後から購入した車体とは何だかチグハグで格好悪い…。そんな経験ありませんか?
初心者ライダーあるあるではないかなと思います。
今回は趣味性の強いバイクに合うようなヘルメットを個人的な主観を交えながらご紹介しており、その後編です。

これを読めば、乗りたいバイクタイプは何となく決まっているけど、どんなヘルメットを買えば良いか分からない!というライダーでも、きっとハズさないヘルメット選びができるはずです!

バイクタイプ別に合うヘルメットを見る

オフロード/モタード/エンデュランサー/モトクロッサー

オフロード/モタードエンデュランサーモトクロッサー細身の車体とアップフェンダーなどのデザインから、公道車・競技車どちらにおいても、オフロードヘルメットが最もよく合います。
オフロードヘルメットの特徴として挙げられるのが、おでこの部分に位置しているバイザー(泥よけ)です。
ゴーグルと合わせて使用するのがセオリーで、オンロード系のバイクよりも趣味色が濃くなるため、合わせてウェアも着用したくなりますね。

アドベンチャー/ビッグオフ

アドベンチャー/ビッグオフに最も良く合うヘルメットの一つとして挙げられるのは、名前も同じアドベンチャーヘルメットでしょう。
荒野をものすごい速さで駆け抜けるラリーストのようなスタイルには、オフロードヘルメットが最適でしょう。
車高・車格が非常に大きく、肩幅よりも広いハンドル位置でドッシリと構えるスタイルの乗り方には機能性を追求したシステムヘルメットも良く似合います。
大型のアドベンチャーバイクは実際のところ、オフローダーよりもツーリングライダーに好まれる傾向にあるため、実用性メインでヘルメットを選ぶのが良いでしょう。

ダートトラック/ビンテージモトクロス

ダートトラックビンテージモトクロスは、前編でも紹介したカフェレーサーに通ずるものがあります。
このバイクカテゴリーは絶版車が多く見受けられるため、車体のカラーリングやヤレた感じにヘルメットを合わせるのも「それっぽく乗る」ための小技の一つです。
現代ではスクランブラーやフラットトラックなどのジャンルとして、若い世代からも親しまれているようです。

ビジネス

ビジネスバイクといえば、新聞・郵便配達や蕎麦屋さんでお馴染みのカブシリーズジャイロなんかが有名です。
「合う・似合う」というよりも、「見慣れている」という建付けになってしまいますが、やはりビジネスバイクの王道はジェットヘルメットと半帽タイプのヘルメットでしょう。
ヘルメットの被りやすさ・脱ぎやすさが、紹介してきたフルフェイスタイプとは比にならないくらい楽なのです。
ただ一つだけ注意点。半帽タイプのヘルメットは、モノによっては規格により排気量区分で公道での使用が禁止されているほか、教習所での使用も禁止されていることが多々あります。
また安全面の観点からもあまりオススメは出来ませんので、あくまで用途を理解したうえで使用すると良いです。

まとめ

私の個人的な主観を交え、バイクタイプ別ヘルメットをザーッと挙げてきました。いかがでしたでしょうか?
もちろん例外はありますし、その限りでもないとこれを書きながら非常に思わされました(笑)
あくまでも、これは私の主観に基づくヘルメットのイメージになりますので、紹介したものに縛られずに自分の信じる、好きな組み合わせで楽しむのが正解です。
そういった新たな発見ができるのもバイクの楽しみ方の一つかなと思います。

ウェビックバイク選びでバイクを探す この他のモトガイドを読む

この記事にいいねする

おすすめの記事