「スズキ」ってどんなメーカー?

【文:沼尾 宏明】

バイクメーカーはたくさんあるけど、どんな違いや傾向があるのかワカラナイ……。
そんな方に向けて、今回は「スズキ」がどんなメーカーかをザックリと解説していきます。
知っておくと、バイク選びの参考になるかもしれません!

コスパと個性が魅力

世界的ブランドの一つであるスズキが誕生したのは1909年。糸を織物にする織機メーカーでしたが、1952年に初のバイクを発売しました。国内4メーカーでは、ホンダに次ぐ2番手です。

どのメーカーも研究開発や実験に力を入れているのは同様ですが、特にスズキは“職人気質”と言われています。技術者集団が地道に造り込むことで、性能や耐久性のほか、スペックに表れにくい乗り味が重視されている、と言われています。

加えて「コスパ」も特色。スズキの軽自動車も同様ですが、性能を確保しつつ、ライバルよりリーズナブルなモデルが揃っています。

一方で、個性的なバイクが多いのも魅力です。特にデザインは、他メーカーにはない独創性があり、一目で「スズキのバイク」とわかるハズです。
こうした独自の魅力から一部で「スズキ菌」(鈴菌とも)と言われるほど感染力が凄まじく、熱狂的なファンが存在します。

スズキといえばこれ!

SW-1

SW-10

▲1992年に登場した250ccのSW-1は、スズキの独創性を語る上で欠かせない1台。当時は不人気でしたが、生産終了後に再評価されました。

HAYABUSA

HAYABUSA

▲今や貴重な1340cc直列4気筒を搭載したハヤブサ。曲面を多用した独特なヌメヌメボディで、一目でハヤブサとわかります。

KATANA

KATANA

▲日本刀をイメージした往年の名車GSX1100Sカタナ。これを現代風にアレンジしたのがKATANAです。

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