「ヤマハ」ってどんなメーカー?

【文:沼尾 宏明】

バイクメーカーはたくさんあるけど、どんな違いや傾向があるのかワカラナイ……。
そんな方に向けて、今回は「ヤマハ」がどんなメーカーかをザックリと解説していきます。
知っておくと、バイク選びの参考になるかもしれません!

デザインとハンドリングに注目

ホンダに次ぐ世界シェア2位がヤマハです。

楽器製造のヤマハが創業したのは1897年。1955年にバイク部門が独立しました。母体の創業は早いのですが、バイクを生産したのは4メーカーで最も遅かったのです。

どのメーカーもデザインに力を入れていますが、中でもヤマハは「デザインのヤマハ」と呼ばれるほど心血を注いでいます。
しかもエンジニアからの観点ではなく、クリエイティブな観点を取り込むべく、デザインを外部委託。こうしたメーカーは非常に珍しいです。ただし近頃は自社内にデザインセンターを設立し、従来の体制を維持しながら自社でのデザイン力もますます強化しています。

写真や実物を見て、どこか“品”のあるバイクが多いと思いませんか?

さらに「ハンドリングのヤマハ」と言われるだけあって、自由自在な操縦性も特徴です。これもレース由来と思われますが、エンジンパワーに優るホンダに対抗するため、出力特性や車体を磨き上げてきた歴史がありました。
実際、思いのままに操れるバイクが多い気がします。

ヤマハといえばこれ!

SR400

SR400

▲美しいスタイルのまま43年間リリースされたSR400。デザインのヤマハを感じさせてくれる1台です。

XSR900

XSR900

▲2022年型XSR900。1980年代のレーサーをイメージしつつ、モダンに仕上げています。

YZF-R1

YZF-R1

▲モトGPマシンのDNAを継承する最高峰スーパースポーツのYZF-R1。スポーティな中に気品が漂います。

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