![バイクを選ぶ時に知っておきたい [バイクタイプ/スクーター編]](https://img.webike-cdn.net/moto_guide/wp-content/uploads/2023/03/0de4783b4e26fe2fb1e0de1469ae48a3.jpg)
バイクタイプを知ると、バイク探しの幅が広がる!
初めてバイクを選ぶ時、デザインに惹かれて決める方が多いと思います。もちろんデザインで選ぶのも重要ですが、予備知識としてバイクにはどんなタイプがあるのかを知っておくと、よりバイク探しの幅が広がります。今回は数あるバイクタイプの中から「スクーター」について紹介します。
「スクーター」全体に共通している特徴としてとして、車体全体が外装で覆われており、座席の下にエンジンがあることから一般的なバイクのように乗車姿勢は跨ぐのではなく腰を掛けるように座ります。また、構造面では無段変速機を搭載しているため、クラッチ操作によるギアチェンジも必要ありません。他にも排気量ごとに特徴がありますので、順番に見てみましょう。
原付一種スクーター
50cc以下のスクーターの総称。前述のとおり原付スクーターはマニュアルバイクと異なりギアチェンジが無いだけでなく、筆記試験のみで免許も取得できるため手軽に乗れるのが魅力です。 スクーターに限られた話ではありませんが、50cc以下のバイクは速度制限が30kmまで、片側3車線以上の交差点では二段階右折が必要などいくつかの制限があります。それでもシート下の収納スペースや駐輪場に停められる場合が多いなど利便性が高いことで人気です。
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原付二種スクーター
排気量が51cc以上125cc以下のスクーターの総称。原付スクーターと異なり、30kmの速度制限と二段階右折の制限が無くなるので利便性がさらに向上します。税金や保険料といった維持費も安いためセカンドバイクとしても人気が高く、主に通勤通学用として原付二種スクーターを選ぶ人が多いです。
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150ccスクーター
126cc以上250cc以下のスクーター。車体は原付二種スクーターとほとんど変わらないものの、排気量が126cc以上になったことで高速道路も走れるようになります。原付二種の便利さはそのままに、必要に応じて高速道路も走れるという使い勝手の良さが人気となっています。ただ、ナンバーや保険、税金は250ccクラスと同等になるので、維持費は原付二種スクーターよりも上がってしまいます。
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ビッグスクーター
250cc以上のスクーターを総称して「ビッグスクーター」と呼びます。クルーザーのようなゆったりとしたライディングポジションに長距離でも快適に走れる装備、大容量な収納スペースなどが特徴です。これまで紹介してきた小排気量スクーターと異なり、趣味性の高いモデルも多くみられます。ローダウンといったカスタムを筆頭に2000年代には一大ブームが巻き起こり、単なる「スクーター=便利」なイメージを覆して一つのジャンルとして確立しました。
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まとめ
簡単ではありますが今回は排気量別にスクーターについてを紹介しました。スクーターと一言でいっても排気量によって特徴も異なるので、「近隣の移動がメインでコストを抑えたいなら原付一種スクーター」「通勤通学メインで幹線道路も走るなら30km制限の無い原付二種スクーター」「週末はツーリングで高速道路も走りたいなら150ccやビッグスクーター」など、自分の用途に合わせて探してみてください。
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