
皆さん、こんにちは。
オフロード大好き、みっしーです。
今回は僕のバイクライフを大きく変えた、YAMAHA WR250Rについて2024年を目前に改めて再評価していきたいと思います。筆者は約3年ほどこのバイクに乗っていましたが、手放してしばらく経ってからもまた乗りたいなと思い直すほどでした。そんな『WR250R』の魅力を元オーナー目線でたっぷり紹介していきます。
そもそもWR250Rってどんなバイク?
『オフロードのR1』
当時話題となったこの開発コンセプトは、僕の心を鷲掴みにしました。
世の中のWR250Rのイメージは、
- 数あるオフロードバイクの中でもハイスペック
- 高性能ながら当時の排ガス規制に対応
- このクラスにしては高すぎる価格とシート高
などが挙げられるでしょう。当時オフロードユーザーからの期待値は高かったと思います。
ザックリ言うととにかく値段と性能が高いんだな!ということですが、それだけでは語り尽くせない魅力がこのバイクには詰まっていました。
もっと掘り下げて見ていきましょう。
WR250Rとの出会い
僕自身このバイクを買う前はネイキッドやスーパースポーツが大好きで、このバイクが出た当時はいつかオフロードバイクも乗りたいな、セカンドバイクにいいかもなくらいの感覚でした。
しかし、バイクライフを送るにつれ趣味や嗜好が変化。
前述したジャンルにも飽きてきたなあと思ってきたころ、WR250Rが生産終了になるかも!というニュースが僕の耳に入ってきました。
『こんなハイスペックな250ccのバイクが世の中から無くなる!』
『今のうちに買わなきゃ今後買えなくなるんじゃないか?』
『そろそろ新しいバイクライフに手を出してみないか?』
・・・と思っていた矢先、気がついたら買っていました。それも新車を。

このバイクの本質は「何でもできること」
オフロードバイクを買ったのならとりあえずオフロードを走らなきゃ!
ということで使用用途としてはオフロード走行や林道ツーリング。あとは街乗りに使おうと決めていましたが、
少しずつスピードレンジが上がり、レースも参戦するようになりました。
メインは上記の用途ですが、あれやこれやと次第に通勤や高速走行にも使うようになり、ある日ふと思うようになりました。
『あれ?このバイク何でも出来るんじゃね?』
ええ、何でも出来たんです、このバイク。
そしてここがこのバイク最大の魅力であることに気が付きます。

さらにはオイル交換、各種注油くらいの整備でほぼメンテナンスフリー状態にもかかわらず数万kmノートラブルという頑丈さも持ち合わせています。
ただ高性能が故によく競技車両(レーサー)と比較されてしまうのが、このバイクの悲しいところです。
たしかに競技車両と比べて重いし、僕自身何度転倒したかわかりません。
しかし、全く壊れもせず僕の運転技術の向上に大きく貢献してくれましたし、それでいて簡単なメンテンナンスで維持出来るという、このバイク本来の魅力が見えてきました。
つまり『ちょっとの整備で何でもこなせちゃう』という素晴らしい完成度を誇るバイクであることがわかりました。
懐が深いタフな車体
休日はもう本当にバイクも自分もボロボロになるまで一日中遊びました。
ジャンプで着地に失敗したりウィリーで捲れたり...レースで泥だらけになったり。
それでも問題なくエンジンがかかる…
『オフロードバイクは傷が勲章』とはよく言いますが、持ち前の懐の深さで下手糞な僕の技術向上に付き合ってくれました。


よく言われるデメリット
大体購入前に一番のハードルとして取り上げられるのがシート高。
895mm...たしかに大型バイクも真っ青になる高さです。
でもここであきらめないで欲しいのは足つきはシート高の数字だけで決まるものではないということです。
シートの形状やサスペンションの調整、あとは履いている靴によっても足つきの良さは変わってきます。
WRはシート高が高くて足が付かないから...という理由で敬遠するより、実車に股がらせてもらいそのままで問題ないのか、ローダウンやアンコ抜きをすれば問題なさそうなのか、とにかく一度試してみることをオススメします。
もう一つは前述した重量。
装備重量132kgと、オフロードバイクの中ではたしかに重い方ではあると思いますが、バッテリーのリチウム化やマフラー+その他補器類の取り外しなど、ちょっとしたカスタムや工夫で軽くすることが出来ます。
たったこれだけで全体の7割から8割は軽量化が完了すると思います。
これ以上の軽量化を望むなら他にも手段があるかとは思いますが、まずは最初に上記の内容を試していただきたいです。
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まとめ
その後はもっと競技を本格化したいと思い、WRとはお別れしてしまいましたが、本格的なオフロード走行から日常使いまで問題なくこなせる素晴らしいバイクでした。
いいところばかりにフォーカスして話してしまいましたが、WRは僕のバイクライフを大きく変え、新しいバイクの楽しみ方を教えてくれました。
実際、社内でもWR250Rに乗っていた&今も乗っている人が複数人いるほどです。
乗り換えを検討している方、前から気になってた車種だけど自分にはハードルが高いなと思っている方にはぜひ一度だけでもいいので実車を見て、跨ってみて欲しいです。
アナタのバイクライフを豊かにしてくれること間違いなしですよ!

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