
7種類のバイク免許で、最も取得しやすいのが50ccまで乗れる原付免許です。
普通自動車免許を持っていれば、原付免許を取得しなくても乗車できます。
一から原付免許を取得するには、運転免許試験場で一発試験を受ける必要があります。
特徴
●年齢 :16歳以上
●高速道路の走行:NG
●2人乗り :NG
●法定速度 :30km/h(一般道)
●二段階右折 :必要
●取得費用 :8,000円程度(試験手数料1,500円、交付手数料2,050円、原付講習手数料4,500円)
※地域によって金額に違いあり
どんなバイクに乗れるのか?
過去にはギヤ付きのスポーツバイクも存在しましたが、現在はスクーターが主流。
車体のまたぐ部分が低くなっていたり、足を揃えて乗ることができるため、乗り降りがラクチンです。
また、スーパーカブ50やクロスカブ50のようにスクーターではない一般的なモーターサイクルも存在し、人気を博しています。

▲ヤマハ・ビーノは可愛らしいスタイルで人気。電動バイクの「E-ビーノ」もあります。

▲50ccには見えないホンダ・クロスカブ50。ペダル操作だけでギヤチェンジできます。
50cc以下のバイクを探す
まとめ
原付免許で運転できるバイクは、排気量が50cc以下の原付一種と呼ばれるバイクです。
原付免許で原付二種(51cc~125cc)も運転できるといった勘違いが度々あるようです。同じ原付と呼ばれるバイクであっても、排気量が50ccを超えると運転することができませんので注意が必要です。
また、30kmの速度制限、複数の車線が交わる交差点での二段階右折といった制限があることも覚えておきましょう。
50cc原付バイクは、近所を手軽にゆっくり走るにはうってつけのバイクです。
中型以上のバイクではNGでも原付なら停められる駐輪場が多く、買い物に便利です。
反対に、車の流れが速い道路やアップダウンが激しい坂道、そして長距離の移動ではもう少しパワーが欲しいところです・・・
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