
【文:沼尾 宏明】
バイクメーカーはたくさんあるけど、どんな違いや傾向があるのかワカラナイ……。
そんな方に向けて、今回は「カワサキ」がどんなメーカーかをザックリと解説していきます。
知っておくと、バイク選びの参考になるかもしれません!
さすが“漢”、我が道にこだわる
401cc以上のビッグバイクに力を入れているため、数量ベースでは他社に譲りますが、金額ベースでは世界的に上位に位置するカワサキ。創業年は4メーカーで最も古い1878年ですが、バイクの完成車を送り出したのは1954年。ホンダ、スズキに次ぐ3番手でした。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、「漢(おとこ)カワサキ」なんて呼ばれています。
これは、基本的にスクーターを販売しないことと、Z1、Z2、Z1000R、ゼファーなどなど空冷4気筒ネイキッド「空冷Z」のイメージが強いからでしょう。
革ジャンに身を包み、硬派なビッグバイクを駆る。そんなイメージがカワサキにあるのだと思われます。
……でも実際は乗りやすく、ビギナーにも取っつきやすいバイクが多いのです。
さらに馬力へのこだわりが凄い。歴代のトップモデルは、最高速や最大馬力を追求し、ストリートでの最強最速を狙ってきました。
そのスポーティなイメージは、数多くの「Ninja」を冠したモデルに引き継がれています。
また、特に最近は他社が出していないモデルを積極的に出すイメージが強い。バイクで史上初のスーパーチャージャーを搭載したNinja H2シリーズをはじめ、現行車で唯一の250cc4気筒を積むNinja ZX-25Rなど唯我独尊なモデルが登場しています。
カワサキといえばこれ!
Z900RS
Ninja H2
ZX-25R
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